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姫路城に住みたい

天鳳特上雑魚雀士奮闘記

自戦記34

パン卓垢での一戦。

東2

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辺張を外しにいったところ、残念な裏目聴牌逃し。普通に進めて両面立直が打てていたはず。

 

やっぱりこの巡目で辺張を外しちゃダメだねぇー。789筒以外に有力なメンツ候補もないし、無理に仕掛けられる形にしなくてもよかった。

 

結局、6筒を食い戻す形で聴牌はしたものの、赤5萬で下家に痛い5800の放銃となってしまった。

 

東2局1本場

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クッソスピード決着を決めた。

かなり整っていたので東を鳴かず門前でもテンパれそうだったが、なかなか高くはならないので速度重視でいいと思う。

 

6萬は出やすくはないがその分早めに和了抽選を受けるのは大事そう。

 

東4

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早い親リーにオリていたが、手牌が整って高打点の見える一向聴になったので比較的通りやすそうな6索を押したところ、ワンチャンスに放銃してしまった。

 

うーん、これはどうなんだろう。やっぱり、ラス目の親リーにノーテンから競りかけていくのは止した方が無難なのは確かだな。安牌も2枚あるし。

 

とりあえず現物の3萬を打ってからまた進退を考えるというようなのも考えられる。受け入れが減るのであまりやりたくないが、この場面ではそれがベストだったか。

 

南3

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下家、その手で染めないのか。

大三元は難しくても、これを2000点にしてしまうのはやはりもったいないので筒子を落としてホンイツに向かった方がよさそう。

 

もう南3で、これがラスの痛い段位ならラス目の親番を速攻で流すのはアリだが、ラスの可能性よりトップ逃しの方が痛いパン卓なので、3人トップを争っている状況では打点を作りに行ったほうがいいかなと思った。

 

でもよく考えると、競っている状況だからこそ速攻が有効な面もあるし難しい。2000点でも和了ってトップ目になれるなら普通に偉いのかなぁ。

 

オーラスは上家が和了ってまくり返してトップに。自分は1,2位と僅差の3着と、悔しい結果となった。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061417gm-0009-0000-bac27a35&tw=0

 

次の半荘。

パン卓戦

東1

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回線が悪く、第一打でせっかくの1萬を切ってしまっている…

それでもなかなかいい手なのでオタ風ドラはもうリリースしていいかな。

 

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両面揃いのいい形なので、対子落としを挟んでこうなった。23萬はフリテンターツだが腐っても両面なので残している。またも実質ターツオーバーのような形だか何を切るか?

 

 

自分はメンタンピンを目指して、9筒を切った。だが、これはさすがに無理筋だったと思う。

 

聴牌速度MAXなら暗刻そばの6索切り、

平和になりやすさなら7筒切り(9筒切りの上位互換という感じで、タンヤオもつきやすい)

又はフリテンターツを見切る23萬落とし。

これらが候補か。

 

普通は6索切りか7筒切りで良さそうだが、フリテン両面をどの程度に評価したらいいものか。

自分でも考えてみたし調べてもみたがあまり参考にできるものはない。

 

多分、フリテンとそうでない両面なら、フリテンの方を落とすのが当然だからだろう。それでそれらの比較についての内容を持つサイトや本もあまり見つからなかったのだと思う。

 

67789筒の複合形は受け入れ的にも有利なのでそれをわざわざ崩すのはあまり良くなかった。ヤオチュー牌を落としたからといって、この手は簡単にはタンヤオはつかない。むしろ、最後まで19待ちが残ればそちらで和了ることが多くなる。

それならばフリテンターツをわざわざ残すほどの価値はなかったのだろう。

 

結果、高めメンタンピン赤のフリテン立直をかけたが、親に追っかけられて手痛い放銃となってしまった。

 

ああ、最初に回線切れなければとっくに

容易く和了れていたはずなのに…。

回線の強さも雀力の内とはよく言ったもんだ。

 

次局はとんでもない豆ダマをかましてしまった。

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基本リーチマンなので豆ダマ系のミスは少ない方なのだが、三色変化を見すぎて黙ってしまったのだと思う。どこの昭和雀士やねん!

こんなんもったいなすぎるわ。。。

 

まだしもこれをツモ和了らず、打1筒の戦略的フリテン立直を打つのが良さそう。高めツモで満貫だ!

追っかけとかは怖いが今回は巡目が早いのであまり押し返されないだろう。

フリテン立直の成否は巡目や他家の早さで変わってくるのだと思う。

 

こういう「うっかりツモ」のアガらずフリテン立直はやってみたいと前から思ってるんだけど、まだ一度もやったことがなかったと思う。

どうしてもツモったらツモボタンを押しちゃうんだよなぁ。(または自動和了にしてるか)

 

東2局1本場

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ああ〜純チャン三色のタネが〜

 

手役をちゃんとみたいところだな。

白を切るべきだった。

 

東3

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辺張が苦しいので早くもチーテンの発バックに受けたところ、和了れない9筒をツモってしまいフリテンに(打6筒として入れ替えた)。

 

そこに親の上家が聴牌打牌まで止めていた発を切って立直。和了れないので仕方なくこれをポンした。そのあとは親にほぼ通る9筒対子落としから単騎待ちにするのが良かったと思うが、何を考えたか87筒落としにしてしまった。

 

しかもその後は、単騎待ちで親リーに対して加槓をするという完璧素人の打ち筋を魅せつけてしまった。しかも槓ドラモロのりだったw

が、和了れず。回線切れの下家が親に親満放銃となった。

 

ちょっとフリテンになってしまってテンパってたかな…。

チーテン後は、形式的には6-9筒・発待ちの三門張になっており、門前立直ならいい待ちだが発でしか和了れない今回の手ではクソオブクソ待ちだったな。だからといってチーテンは取らないと和了りは厳しい…

でも巡目的には辺張外して作り直してもギリギリ間に合いそうではあるかなと思った。

 

親は手牌的にも発を絞ってきた感じがする。自分も含め天鳳雀士は、字牌を絞るより鳴かれたりロンされたりしないうちに叩き切る打ち手が多いようだが、こんな風に絞ることで相手のバック仕掛けがフリテンにより頓挫する場合もあるというのはメリットとして覚えておきたいと思った。

 

この半荘はロクに和了れず、回線切れの下家が飛んで3着で終了となった。

下家がオールツモ切りにもかかわらずずっと自分がラス目だったので、下家が普通に対局していればラスっていた可能性は結構高く、正直ありがたかった。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061418gm-0009-0000-b13df6c9&tw=3

 

自戦記33 検討の成果を生かす

パン卓戦

東1

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はい、初っ端からダメですね〜場況が全く見えてない。

普段なら468の両嵌からは打4のモロヒリーチが和了率で勝るが、7が2枚見えなら流石に嵌5に受けた方がマシ。

 

何枚見えってのは場況読みの最初歩だと思うので、それくらいはちゃんとしなくては。多分、強い人は468の形が残った1〜2向聴から、それぞれ何枚見えかとか把握してるんだろうな〜

 

案の定、和了れず。横移動となった。

 

東2

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親番で配牌12/14枚が筒子と字牌で、染めしか選択肢がないので分かりやすかった。

 

一向に鳴けないまま終盤になり、なかなかないメンホン聴牌を果たす。

ホンイツって有効牌が少ないからなかなか門前では厳しいし、自分は鳴けるならほぼ鳴いてしまうので門前混一色なんてたまーにしか張らない。ホンイツが本来3飜役であることも、いつも食い下がって2飜になってるせいで忘れそうになるw

 

さて、今回は2通りの待ちとりがある。それに門前なので曲げるか否か。

画像で自分の答えはもう出てしまっているが(^^;

 

もう巡目が深くなってきていることもあり、和了率を重視したい。

打1筒なら嵌5筒待ちでイッツーがつき、ダマ満聴牌。だがこれは待ちが悪すぎるので打9筒で1筒と南のシャボ待ちに受けた。こちらはホンイツのみの聴牌だが、ダマ7700と十分魅力的な打点。

 

和了率を重視したいことや打点上昇効率がそれほど良くない手であることから、リーチはかけず。

ただし、字牌(1枚切れの南)も待ちになっている本譜では曲げも視野に入れてよかったかも。字牌待ちのリーチは統計上もダマテンとほぼ和了率が変わらないか、逆転してリーチの方が和了率が高いことすらあるらしい。

今回も、曲げたとしてもこちらがメンホンだと見抜かれていない限り結構出そうな感じがする。染め手にしては河が派手でないと思うし。

 

この局の結果はどうかというと、1筒は上家と持ち持ちで南は山に深く、和了れず…。こればかりはどうしようもないな。

下家の暗槓に、ダマテンを入れていた対面がツモ切りリーチを打ち、下家が放銃となった。

下家はトイトイ白のポンテンを入れた打牌でドラ5索を打っての放銃。やりすぎに見えたが、聴牌なら微妙なところか。ドラでなければ押してもいい気がするが、さすがにドラは厳しそう。対面は索子待ち濃厚な河だし。

 

南2

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はじめにとった聴牌は、はっきり手変わり待ち有利の分かりやすい聴牌だと思った。2つの4連形含みの形で、一手変化で超好形になる!

 

狙い通り三門張になったのでリーチ!

平和がつくのも大きい。打点が変わらない手変わり待ちには価値が低いらしいし。

残り枚数的には普通の両面以下だったけど💧

 

これをツモって6000オールに。気持ちのいいトップ浮上を果たした。

 

ラス目の南場親と、ここで浮上できないと厳しい勝負どころなので聴牌即リーで他家を一刻も早く押さえつけたくなるが、連荘するだけでは苦しい状況は変わらない。

こういう高打点の可能性があるならギリギリまで追いたいものだ。今回の例なら、手変わりの受け入れは多いのでそこまでかかりそうにないが、万が一2段目後半になっても手変わりしなかったら渋々ツモ切りリーチかなぁ。

 

この後も安全に加点し、トップで終了することができた。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061315gm-0009-0000-7c1489d8&tw=1

 

次いってみよー

またパン卓戦

東2

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上家がこの局から回線切れになり、何でも切ってくれることもありガンガン鳴いていったが、片和了り3900ではちょっと心許ない。7700あるならありだとは思う。

できれば6萬から鳴きたいところだ。

 

この局は和了れず白で下家に放銃したが2000点で済んだのを感謝しなきゃいけないくらいだ。この手牌でリーチでも受けようものなら、押すしかなく放銃する可能性も高く、満貫支出になるのも珍しくなさそう。

あまり不安定すぎる仕掛けは控えたい。

 

東3

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東で対面から7700出来た和了り。

対面の立場なら、この巡目の生牌役牌は放銃率も高いので止めた方がいいんだろう。

相手の打点も見えないしケイテンを目指せる手牌なので少し抵抗があるところだ。自分もできる自信はない。

 

東4

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対面はさっきの自分と同じような片和了タンヤオ仕掛けで和了ったところ。

 

しかし、これは自分の例とは異なり、

・親で5800と打点はまあまあ高い

和了れない方の1筒が2枚見え

といった要素があるので鳴いてよさそうだ。

 

東1局1本場

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対面は中のみ2400点聴牌から、ダブ東ポンして満貫テンパイにしたところ。

 

自分は嵌3萬のみ手テンパイでは押せないと感じていたが、裸単騎相手ならめくりあっても悪くないと考えてツモ切りリーチを打った。

でも、親の満貫〜跳満テンパイであることが見えているのでやりすぎだったか。つい裸単騎は舐めてかかってしまう癖がある。

 

結果的には裏2丁乗っけて満貫をツモ和了れたので良かったが、次からはやめておこう。

 

南2

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ドラは危険だと考えてやむをえずフリテン受けに戻したところ満貫放銃というヒドイ結果に。

対面の手出しが多くて単騎コロコロを疑っていたのもあったとはいえ、ドラが多く見えているのでドラ単騎の可能性は低かった。ドラ表も安全ではないし親で両面5800テンパイなら一直線にめくりあう方がよかった。

 

こういうのも、結果論に惑わされないようにしたい。仮に放銃していなくても、この手をフリテンに受けてしまうのはもったいなかった。

 

この放銃が響いて2着で終了。悲しいなあ😭

 

牌譜

http://tenhou.net/0/?log=2018061417gm-0009-0000-ede0265e&tw=1

自戦記32 染める?

一ヶ月の間にはてブロに上げられるファイルの量には限りがあることをついさっき知った。。。今までは気にせず画像をどんどん上げてきたが、6月分もそれなりのところまで容量を使ってしまっていたから、これからはちょっと厳選する必要があるかもしれない。

 

 

今回は上卓戦。

 

東1

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 15巡目に聴牌し、さすがに巡目が深いとダマに受けて、2巡後に和了した場面(聴牌打牌はチーされた)。

 

だがこの手、ダマ2600→曲げて5200と、ダマ3900に次いで打点上昇効率がいい手だ。立直はなかっただろうか?

今回もまた、手持ちの本やネット上の資料を探して成否を調べてみた。ただ、あまりダイレクトなデータが見つからなかったので詳しくは割愛。

 

流局間際の(先制)立直は、通常の、残り巡目のある立直と考えることがだいぶ異なる。

ただ、異なることは分かっていても、自分も考えるべきファクターをあまりよく整理できていない自覚がある・・・。

 

自分の知る限りでは、とりあえず和了できる機会が物理的に少ないので、通常の立直の主要メリットである打点上昇効果を割り引いて考える必要がある。

その代わり、流局した場合に聴牌者はテンパイ料(ノーテン罰符)をもらえるので、他家を降ろして少しでも多くテンパイ料を貰えることを目指すといった、牽制効果のようなものが発揮される。

もちろん、流局間際だと突っ張っても放銃せずに流局に持ち込める可能性が高くなるため、ケイテンを入れた他家はそう簡単にはオリない。そこで面白い現象が起きる。

他家がケイテンプッシュといった正しい戦術をとるからこそ、案外流局間際の立直は和了れるのだ。

なお、ここら辺は科学する麻雀の受け売りである(笑)。

 

なら曲げ有利かというと、そう簡単でもなく、流局可能性が高いので立直棒の支出を大きめに見積もる必要がある。高確率で1000点失うのはバカにならない。

色々考えた結果、やはり愚形ではこの巡目で曲げるのは損かなという気がする。

 

ただし、『統計学のマージャン戦術』によれば12巡目のダマ2600愚形は曲げたほうが局収支でやや上となっている。今回くらいが割とボーダーの巡目ではありそうだ。

 

またそもそも、なぜ自分は2萬と4筒のシャボに受けられたのに嵌5筒にしたのだろう?和了は、待ちの片割れが比較的優秀な前者の方がだいぶ期待しやすいし、あの場面では4筒切りより6筒切りの方が安全そうでもある。

多分、自分には中張牌のシャボを嫌う癖があるんだよな〜。昔はシャンポンの方が嵌張より大分好きだったのに、上手ぶって(別にこれが上手くもないんだけど)いつからか無駄に嵌張に受けることが増えてしまった。修正していこう。

 

東2

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巡目の浅い門前聴牌は大体立直とはいえ、これは流石にダマ。辺張ドラ待ちのうえダマ満なので。

ダブリーだったらちょっと悩むかな(笑)。

 

黙ってても出和了りはちょっと難しそうで、それで他家に早和了りされると結構腹立ったりもするけど仕方ない。

 

東2局1本場

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この配牌からどう進めるか?

 

筒子ホンイツも考えられるところだが、字牌が孤立しているが数牌の連結は悪くない、ドラが索子である、親番であるといったことから牌理通り手なりで進めた。

 

結果・・・

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あそこから続々と筒子を引いて結局ホンイツに!そしてテンパったものの、立直と対面の仕掛けに挟まれて満貫放銃となってしまった。

 

この場面では両面5800聴牌なので、基本的にゼンツで問題ないと思うのだが、序盤からロスしまくってしまったのが悔やまれる。

初めから染め狙いで上手くやれば、清一色赤の親ッパネまであったな〜などと考えてしまう。そこまでは手順的に無理がありそうで、悔やんでも仕方ないが。

こういう手組みはどういう方針にするか難しく、ツモによって成功と失敗の差が大きい感じがする。

 

また、ゼンツするかどうかは対面が上家の立直一発目に片無筋の赤5筒を打ってきた(!)ことも勘案して押し引きを考える必要があったかもしれない。その時対面は発をポンできればテンパイののドラ3一向聴で、やややりすぎ感もなくはないが打点的には案の定高打点だ。

 

相手がもっと信頼できる相手ならもっとちゃんと考えた方がいいかもな。本譜では、正直赤5筒だ!ポン!はい聴牌!って感じで対面が猛烈に押してきていることが頭から抜け落ちていた。上卓ではこういうのを考えすぎる方が無駄な労力となることも少なくないとはいえ、より上位の卓にいくならこういうところを見られなくてはいけないな〜

 

東4

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先ほどの例と同じような、役牌手でギリギリまでホンイツを見るべき例。今回のは、さっきよりバラバラなだけに罪が重いと思う。バラ手だからこそ、遅くなっても高打点が狙えるホンイツは狙いどころだ。

というか、これで通常の役牌手とホンイツの両天秤にかけたつもりだったのだが・・・

 

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はい、あからさまな裏目。9筒は普通に有効牌だった・・・

この局も放銃こそしなかったものの当然のごとく和了れず。

 

この後は、対面の怒涛の和了が続き、上家が飛んで2着で終了となった。

 

今回は「壊れ役」のホンイツを狙う執拗さが足りなかったなー。

かわし手を和了り逃すより、高打点を逃す方がもったいないと肝に命じたい。もっと打点意識を持っていこう。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061005gm-0089-0000-0656aed0&tw=1

 

もう1局。

 

上卓戦

東1局

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下家、海底で痛恨の親満放銃!

 

この局は、自分は配牌役牌ドラ暗刻でうっほーい♪って感じだったのだが、ヘッドレス一向聴地獄が続き終盤まで和了れず・・・

それはまあ仕方ない。

最後に24筒の嵌張が残ったけど、流石に単騎でいいよな?下家への安全度考えれば打東立直の方が安全かもしれないけども。。

 

下家はこの場面で白を止めて6筒で放銃となったが、聴牌を維持するのはいいとしてこれはどちらが安全だったのだろうか?

 

終盤の生牌字牌はかなり危険で1枚切れでもある程度危険なのは事実だが、データを見ても流石に無筋6より危険になるということはない。白が生牌でようやく比較する対象になるくらいで、今回は仕掛けている親には通るということを考えても、やはり白を切った方がよかっただろう。

海底では役なしのケイテンにも当たりうるので、数牌の当たりやすさが増していたりもしそう。

 

今回はこれ以外はあまりこれといった場面がないかなあ。

結果はというと下家が上家・対面の高打点に突っ込んでいってトんでしまい、消化不良な感じの3着に終わった。

 

 牌譜

http://tenhou.net/0/?log=2018061006gm-0089-0000-3a719488&tw=2

 

うーん、もう1局いくか!日曜だし()

 

上卓戦

東2

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 今回は前回までの反省を生かし、ここからホンイツダッシュした。

 

ただし数牌の形が好形揃いなので立直狙いもある。

萬子の両面が切りとばす前にメンツ化したら速度が全然違うので流石に門前立直狙いかな。

でものみ手にするのはもったいないので、南雀頭の立直のみは外してホンイツに渡りそう。

ドラ白なので、なんとか白を絡めた手作りをしたい。

 

この局は無事バカホンをテンパったけれども和了れず。

 

東4

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5−8筒4枚見えにつき、索子の両面変化も見込んでシャボに受けて和了ったけど、これでよかったか?

上級者はすぐ場況読みを入れてくる印象だけど、自分にはあんまりできないし、今回の是非もよく分からない。

ただ、マニュアル的には46牌シャボよりも嵌28の方が優秀なので、今回もまだ3枚残っている8筒に期待した方が優秀そうだな。本譜は多分、悪手。

 

南2

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牌理の弱さがモロに出てしまった局面という感じがする。おそらく前巡の打4筒では、打6萬として三門張を固定しなきゃならなかった。

筒子は両面部分が二度受けで少し弱いので、厚く持っておきたい。

 

画像の場面では打7索としてなぜか索子を対子固定してしまっているが、これもちょっと・・・多分タンヤオに寄せた上にポン材も持ちたかったんだろうけど。

5566萬のダブルメンツがだいぶ重い形になってしまった。ここでもまだ受け入れ的には打5(6)萬、タンヤオ一盃口をつけて打点を狙うなら2萬切りといったところか。

 

この後も仕掛けられるところを仕掛けなかったりして聴牌できず、1人ノーテンで流局となってしまった。

 

南2局1本場

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対面が天鳳おなじみの(?)槓ドラモロ乗り。だかそこに平和のみで曲げて突っ込んでいく僕。色々ツッコミどころ満載やな!?

 

まずダンラス目の対面の仕掛け。南2の親番が残っていないというこの状況で、役牌1鳴きだとドラ暗刻でもあるのかと疑ってしまいたくなるが、実際にはこの手、8割方3900にしかならなそうだ。結果的には起死回生の大明槓で跳満になったが、普通この安手で仕掛けちゃダメなのでは?と思う。

 

そして振ったらラス濃厚になってくるのにこの手で突っ込むのも非常にビミョい。ただし、対面は無理に鳴いてきていて待ちの良さではほぼ勝っているとは思っていた。実際にはそこまで無理な鳴きでもなかったが。

科学する麻雀に書いてあったと思うが、先制攻撃に対し、良形聴牌で打点が相手の1/3程度あれば勝負になるという。この基準に当てはめると、対面が跳満と仮定しても自分が4000点以上あればいいので槓で裏ドラが2種になることを考えると、額面はメンピンのみでもギリギリ勝負になるのでは?とこじつけてみる。

 

また、この垢(攻撃垢)は初段なのであまりラスを引いてもマイナスポイントが大きくないので相当着順上昇をみてよさそう。

結果はまたも流局だったが。

正直なところ対面の大明槓にアツくなってしまったところもある気がするので気をつけたいものだ。

 

南2局2本場

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いや対面、それはさすがにリーチや。現張りやけど安目だったら泣きたくなるやろ??

まあ曲げないでくれてほんのちょっとだけ助かったけどw

 

振ったのは痛いが、仕方ない。これは曲げないと連帯率が下がるだろう。

 

2〜4着の競り合いの中、微差のラス目で迎えたオーラス。

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上家の神差し込みで2著終了!

ぼくもこんな差し込みができる大人になりたい(未成人並みの感想)。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061006gm-0089-0000-d0ef97a9&tw=2

自戦記31

今回は攻撃垢から。攻撃垢というのは前にも書いたように、普段より周りの立直・副露といった攻撃に鈍感に、自分の手にまっすぐ進める打ち方を試すアカウントのこと。

色々な打ち方を試す意味で、通常の垢の他に攻撃垢と守備垢というのでも時々打っている。ただ、異なる打ち方を意図的にすると打ち方が定まらずブレやすくなるという欠点もあるのだが…。

 

東1

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ターツオーバーになったので牌理通り西を対子落とししてタンヤオに向かっているところ、78索を裏目った。

 

ターツオーバーとはいえ4萬と7萬の対子が重く、両面変化を逃したのは痛いな〜と思った。

西を抱えずにぶくぶくに受けていれば索子を捉えられたのだろうが、巡目も中盤に差し掛かり手牌の守備力にも気を遣う必要があるので難しいところだ。

 

まあ、今回は親だし攻撃垢なのだから西切りでよかった。

 

巡目が進み…

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この局はダブロンを喰らってしまった。

 

手牌を普通に進めるならツモってきた9筒をツモ切りだが、対面の仕掛けは筒子染めにしか見えなかったうえ、筒子を余らせていたので筒子は切りきれなかった。

 

だから保留の打4萬としたのだが、対面は染まっておらず、下家と対面両方に刺さってしまった。

 

自分には対面が染まっていないことを見分けることはできないので、筒子を打たないのはいいと思うが、それに代えて打4萬も、4-7萬の筋を4枚持ちであることから通常より危険であることを認識しておくべきだった。

打点の分からない鳴き手には、これくらいケイテン&親番保持の可能性がある手なら押していけるのではないかと思うが、自分のたくさん抱えている筋は鳴き手にはより危険らしいので、4-7萬は押さない方がいいだろう。

 

東2

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平和がはっきり見えるので、2ヘッドのセオリーに反して対子を落とした。これでよかったのだろうか?

まあ仮に唯一のヘッド3筒が暗刻になっても索子の連続形で頭を作りやすいので大丈夫かな。

 

東3局1本場

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親リーの一発目だが、三門張+両面対子の一向聴なので突っ張ったが放銃。

まあこれは親の河が薄く現物もないので、普段の垢でも押していると思う。。。

少し手牌の価値を落とすが比較的安全に一向聴を維持する打2索というのもあり?

 

東4

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ダンラス目。役牌を鳴かなくては和了れそうもない手牌だが、鳴いて守備力・速度・打点とも劣る手を進めるより、都合のいい横移動に期待した方がまだマシなので南をワンスルー。

というより、ここまでバラバラだと点棒状況関係なくスルー優位かな?

 

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上下が仕掛けて安手で局が流れそうな感じになり、自分の手も整ったきたので2枚目の南は鳴いた。もっと手が整って一向聴くらいになっていたら2枚目もスルーというのもありそう。

 

この局は対面がダマでツモ和了り。

倍満テンパイの下家をかわしたのは大きい。

が、対面テンパイ時には槓が入っておらず下家の打点は見えなかったので、平和ドラ1はやはり即リーがよかったと思う。その手で仕掛けに遠慮することはない。

槓ドラモロのりの後ならダマがいいかもしれないが。

 

南1

ダンラスで南場の親を迎え、ここで稼がなくてはと覚悟を固めていたところ…

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ダブリー!!!

のみ手だけどw

 

モロ引っ掛けにできる珍しい(?)ダブリーだったのでそうしたけど、モロヒが警戒されやすいなら8萬切り立直という手もあった。

上卓・パン卓レベルではモロヒが特に警戒されてはいないようなのでこれでいいかなと思う。

 

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結果和了れた。けど、しょっぱいダブリーがあったもんだ( ̄Д ̄)ノ

 

南2

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親番で多少稼いでなんとか3着目と僅差につけた。そのライバルの親番は全力で流しにいく…つもりだったが、ややスリムに構えすぎたか。ここから染めもないしターツ候補が足りないので、字牌より数牌残しか。索子のロスはやや痛い。

 

巡目進んで…

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さっき「染めはない」と書いたが、親リーに回っているうちに手なりでホンイツに!

さらに加槓を入れ、嶺上牌は聴牌にとれる7筒だったが、何を思ったか危険牌切って聴牌取らずの打1筒。

我ながら色々メチャクチャだなあ。

聴牌を取っていたら、奇しくも親とオナテンだった。

 

しかし、ここからは親リーの安牌切りながら三門張の満貫聴牌に!この時点で、道中はどうあれすごく上手くいった感。

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自分の加槓で、槓ドラをポンしている発に乗せるというワナを仕掛けられた上家から出て和了。とてつもなくツイてた。

満貫手だからこそ上家は無理に押してきたのだろうし、そうでなければ自分も和了れていなかった可能性が高い。

 

こんな風な成功体験をしてしまうと自分の打ち方は正しかったかのように錯覚してしまうので困る…。

流石に、ペン3筒テンパイは取るべきだっただろう。

でも正しいであろうそのルートを辿ると和了れない、というのが麻雀の怖いところだ。

この和了りで2着に浮上。

 

点棒状況があまり変わらないまま迎えたオーラス。

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平和ドラ1では、リーチして直撃プラス一発・裏でもギリギリ1位をまくれないので流石にダマ。

もしも切り上げ満貫ならギリギリまくれるという、珍しいケース。それでも普通は天鳳なら曲げないと思うが、周りの押し引き的に曲げても出る気が結構するので曲げもありそうw

なぜ対面はトップで染める必要ないのに染めているのか?

 

この手を無事に和了って2着で終了となった。

今回は東場痛手を被ったが、メンツが打ち合い上等って感じだったのでなんとかまくれたかな?という感じ。こちらに南場でベタオリされまくっていたらラスのまま終わっていたかもという気がする。

 

ラス回避できるか否かは、メンツの上手さを脇においても、打ち方に結構難易度が左右されると感じた。

 

牌譜

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自戦記30 大物手の大安売り

今回は(今回も)いつ作ったかも分からんような、普段使わない垢で打った半荘を振り返る。

 

般南←逆に聞き慣れない…?

東1

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!?

 

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これがパン卓の闇か…6巡目のツモり四暗刻とは。

上家ももうテンパってるし…笑

 

自分が下家の立場だったら曲げてるだろうな。ダマ満はあまり曲げないけど、ツモり四暗刻はなるべくツモりに行きたいし。

後引っ掛けとかにもなりやすい。今回なら先に6萬切ってあるので絶好。多分、曲げていたら立直一発ついて親ッパネになっていただろう。

 

東2

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ウッヒョー!これはもうチンイツ行くっきゃないっしょ!

やっぱパン卓すげーわ。

 

まあでも、新人垢だと優遇されるとか言ってる人もいるけど、それはこれまで殆ど実感した覚えがないな。

※アカウントを大量保有しているので天鳳新人の経験は豊富ではある。

 

本来染めるなら、ほかの色はいらないので危険な真ん中から切っていくものだが、なるべく大人しい河にしたくて端の方から切っていった。

そんなところよりもっと気にするとこあるだろって感じだけど、どうしてもこういうちょっとした迷彩はしたくなってしまう。

 

が、あまり進まないうちに対面から立直がかかり、筋くらいは押していったが、上家からも立直が入りギブアップ。

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上家の和了となった。

 

もう押さずにやめるのはいいと思うんだけど、なぜ1萬を抜いているのか…自分。1筒共通安牌でしょーが。

 

東3

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これは染めたーい。

今のところ染めに向かうかどうかは、いくつかの要素を考えているとはいえ「なんとなく」で決めているので、もう少しちゃんとした基準を自分の中に構築したいものだ。

 

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案外上手くいっているけど、5索ポンしてるとはいえ孤立字牌より3索残しだったか。

こうしてしまうと、字牌重ねられなかったときに北を鳴いて裸単騎にするしかないみたいな状況になってしまいそう。

やはり縦にも横にも使える数牌は受け入れ的に強く、このような4センチの手牌だからこそ威力を発揮するだろう。

 

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ドラ重ねてもホンイツにしても2飜だし…ということでドラ残しにしたが、あまりよろしくなさそう。

 

ドラ重ねる前提なのもよくないし、裸単騎は元々したくないし、ドラ残しても横にくっついて3900になってしまうことが多そう。

 

それにしても下家は何がしたいんだ!?

初めは索子染めっぽく見えて、染めの下家で同色染めとはご愁傷様(^ω^)って思ってた。

あそこから国士? だったら尋常じゃねえ。

チャンタもクソ遠いし…

ドラ被ってるし、勿体ねー

 

ホンイツ聴牌濃厚な3副露してるのに、みんな索子バシバシ切ってくるし…

舐められたもんだぜ。

上家に至っては、5索が少ないからとはいえ34索手出しとかアシストしてくれてんの?(⌒▽⌒)って感じだ。

 

…いかんいかん。パン卓でツッコんでるといつまで経っても進まねえ。

 

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結局、ドラ単騎に下家が最高のタイミングで差し込んでくれた()。

 

これも、索子染め傾向だったので敢えて萬子待ちにしてやろうと考えたんだけど、普通に他家が使いにくい白で待つべきだろう。さっき書いたように誰も索子染めの警戒なんざしてないし…w

今回のは異常なまでにツイてた。

 

東3

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対面第1打の中はワンスルーとした。門前で結構テンパって立直までいけそうだし、メンタンピンが狙える。

 

でもどうなんだろうな〜。結局これで手が遅れた(当たり前)ので、かわしにいくくらいがいいのか。東引いてきても嬉しいし。

でも守備力は低下するし悩ましいところ。

 

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ドラ東の扱いは慎重にしたいが、ここまで手が整ったら切っていいだろう。これを下家に鳴かれる。

 

下家も、普通に受け入れ重視で最速聴牌に向かえばいいのに、チャンタか筒子染めか…みたいな感じで無駄に迂回している感。

「こりゃねーだろ、せっかくの満貫手を遅くするのはもったいない」って思ったけど、巡目的にもギリギリ許される可能性はあるかもしれない。

大物手を狙いすぎて和了率が著しく下がるのは損だが、少し和了率が下がるくらいなら満貫より跳満を狙っていくというような打ち方もありだろう。

 

自分もあんまり先入観を持ちすぎないようにしたいと思った。

 

ただ、チャンタ狙ってももう1飜つけないと点数は満貫のままなのであまり旨みがないだろうとは思う…。

 

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この局面、なるべく下家をかわしに行きたいと思っていた。が、上家から立直が入り三門張聴牌になったので、これなら勝負するに見合うと考え曲げた。

 

しかし一発で放銃となってしまった。

これは仕方ないかな。引く要素がそれほどない。

 

東3局1本場

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普段なら3枚切れの白なんてとっくに切っているのだけれど、対面・下家が役牌から切り出していて、少し早そうなのと自分の手がのみ手になりそうでやる気が出ないので、引き気味に打った。

パン卓・上卓で速度読みはアテにしづらいけどな。

 

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普段は打点の分からないタンヤオ仕掛けなんて無視してるけど、下家は聴牌濃厚で、ここでは知ったかぶりの中抜きオリ。

この手では1000や2000の放銃リスクも見合わない。

 

こういうシケた手では割とオリられるけど、そこそこ打点も見込めそうな手からオリるのは苦手だな〜。

 

下家の仕掛けは自分ならやらないな〜と思う。わざわざ食い替えしてまで、メンピンドラ2まである手を急いで片和了り3900にしなくてもいいのでは?と思っちまう。

 

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そして下家はドラ裸単騎に…w

ほら、言わんこっちゃねえ!

と、対面のツモ和了りとなった。

 

まあでも裸単騎を毛嫌いしすぎだな、自分。誰かが言ったように「立直より守備力高い」んだし。満貫なら見合わんでもない。

 

自分の手、まっすぐいっていれば両面聴牌していたので、少し惜しいな〜と思ってしまう。どれだけ割り切れてないんだよ…。

 

東4

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次局は、鳴いたらいい感じに牌が寄ってきて聴牌和了れた。

 

下家は何やってたんだろう。

また滅茶苦茶なことやってんだろうけど無視無視!

 

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…と思ってたら、なんと門清テンパイしてる!嵌6萬待ち…危なっ!

おいおい今回の半荘おかしーぞ。どうなってんだ。

 

下家も、これだけ自分が萬子流してるのに鳴かないでいるのは腰が重いな。今回はそれが良いように作用したか。

 

あと対面、東をポンする以前にすでに両面聴牌なのだから、リスクを恐れず立直に行った方が優位かなと思う。

また、暗刻持ちで場に沢山見えている5-8索の筋が危ないこともある。自分が実戦でここまで考慮できるかは全く保証できないけど…w

結果的には他家3人とも聴牌で、打点的にも押し返されると辛いが他家のテンパイははっきりしない以上、ここは攻めたい。

 

東4局1本場

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下の三色とか狙いたくもなるけど、打点が欲しかったらイッツーか好形にして平和狙いの方が良さそう。

頭がないので、前巡まではノベタン受け候補として9筒をホールドしたが、6萬を引いて萬子が亜両面含みの連続形となったのでリリース。

 

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頭候補を引いたので、12筒辺張外しの誘惑に抗いながら打6萬とした。

外したい…これ3-6萬とか5・7萬とか引いたら大損した気になるやんか…!

 

辺張外しはターツオーバーや打点アップするとき以外いけないって最近のセオリーはいうんだよなあ。これくらい連続形が美味しければ辺張外してもええんやろか?

 

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索子が中ぶくれ形になる4索を引き、「実質ターツオーバー」ということにして辺張を見切った。

でもこれ、頭なくなるんだよなあ…

 

こうするならやっぱり萬子の頭作りやすい連続形をキープするべきだった。萬子の伸びを概ね見切ったからこそ、まっすぐいく(打4索メンツ固定)しかなさそう。

 

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普通に打っていればイッツーなりなんなりテンパイしていたはず。だが、ドラ9萬を打てず日和ったところに、2軒立直が入り手詰まって満貫放銃、という最悪の結果に。

 

放銃局面では、牌理上は9萬は通りやすいはずだが、78萬が沢山見えているのに9萬は生牌でかなりの確率で誰かが固めていると思った。しかもドラだということで、シャボや単騎に刺さることを恐れて切れなかった。

でも、ここは他に安牌もないので放銃率的には低い9萬を切っておく方が優ったか。

 

南1

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白を鳴いたところ、対面から早いリーチがかかって追い詰められる。

こうなったら1枚しかない現物を抜いて中抜きオリより、勝負どころでもあるしまっすぐ押した方がマシだと考えた。

 

局収支的にこうなってしまった時点で相当マイナスになりそうなので、なら白も鳴かない方がいいのかと思ってしまうが、やっぱり仕方ないかなあ。鳴くと鳴かないじゃ和了率が段違いだろうし。

 

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ゴリ押してテンパイ。現物待ちの4-7筒待ちにも受けられるが、さすがに残り枚数が少なくなったので3-6筒待ちにした。

でも周りが立直に対してはキッチリオリる前提なら枚数少なくなっても無理やりオリ打ち狙いもありなのかな。

 

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炎の全ツッパで勝ち取るツモ和了り。

結果論ながら、対面は3萬単騎の立直ドラ1で、オリなくてよかったぁ〜

 

南2

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筒子染め気配の上家、萬子染め気配の下家に挟まれた状況で、ラス目の対面から親リー!絶体絶命や…😵

上下とも、聴牌していても全くおかしくない。

 

ただし、上家は親リーを受けて2枚切れの白手出し。これはもちろん、聴牌したので抱えていた安牌を切り出しただけの可能性もあるが、親リーに対して回したかも?という気づきを得なくてはならないだろう。

 

それに気づいておらず、実戦ではどこにでも通りそうな牌があまりないと考えて、上家の現物かつ対面の先切りマタギの2筒を通した。

 

ただこれは、点棒状況的に危険ではあった。上下に打ってもラスは遠く局は進むが、ラス目の親に打つと大きく点差が縮まったり逆転されたりするという、当たり前の話が大きな問題となる。

 

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上家は筒子のホンイツ一向聴、下家は純チャン狙いだった!

下家のは完全に萬子だと思い、チンイツもあるかと思っていたのである意味上手い。

でもいかにも窮屈そうだ…ここまで整っていないなら鳴かない方が良さそう。両面が多いのも鳴かない寄りになる理由だと思う。

 

この局面では、打牌候補のうち9筒は上家に、生牌の発は全員に危険で、なかなか打ちきれなかった。でも2筒が上家以外にそこまで安全でもない以上、発辺りを切っておく方がマシだったかな。

 

結局対面がツモ和了って連荘。

 

南2局1本場

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8種10牌という流し満貫向きな(?)配牌。筒子ホンイツ本線で。

 

この局は対面が上家に7700の振り込み。これでラス目の親が落ちてダンラスになったので、ラス落ちリスクはかなり低くなった。着順アップ優先にシフト。

 

ラス前

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親の第一打2索をポン。ここから鳴くと4萬の片和了りが残ったりしかねず、平場なら微妙だが、ここで1000点でも和了っておくのはとても重要!

僅差でも2着になってオーラスを迎えられれば2着終了できる可能性がグッと上がる。

ドラ表なので早くも2索がラス牌ということもある。

 

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早々に聴牌したのだが、下家に和了られてしまった。

自分は待ちとりで27筒シャボと嵌3筒の選択肢があり後者にしたが、前者の方が勝りそう。

5筒を引いての両面変化を考慮したのだがシャボに受けても6筒引きで両面変化があるので、変化はどちらも互角か。

 

オーラス

チャンス手をもらったものの、上家が和了って3着のまま終了。

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ツモがひでえwって言いたくなるが、それを活かせるかどうかは手組み次第でもあるので、どこか甘いところがあったのかもしれないと思う。

北を落として喰いタンの方が結果的には早かったかもしれないけど、そこまでする必要があったのかな?🤔

 

今回は割と大物手聴牌くらいまでは多かったけど、その割に派手な和了りは少なかったな〜。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018060719gm-0009-0000-86162ee1&tw=3

自戦記29 ラスを引いた後は…

たった今、本垢でラスを引いてきた。ラスを引いた後は、その半荘の後悔や疲れを次に引きずらないように一旦天鳳から離れることが多い。そのようなときは精神的に不安定になっていると感じるので、アツ続行してもいいことがないだろう。

昔はアツ続行してしまうことがよくあり、連ラスを引いたりすることもよくあったように思う。ただ正直、ラスの後に続行しないようにしたこやとで成績が良くなったという実感もあまりない…

 

以前、半荘ごとの勝敗が次の半荘に影響を与えるか?という流れ論者的な人々が言っている(らしい)テーマについての研究があった。

その研究では何人かの強者についてトップ後・ラス後の平均順位のデータが示されていた。

それによると、確かに相関はあるように思われる。ただ面白いことに、ラス後の方が平順がいい人もいればトップ後の方がいい人もいた。どちらかといえばラス後の方が順位がいい人が多かった気がする。もちろん、いずれにしても相関関係は「流れ」によるものというより精神状態によるものだと思われるが。

 

自分のようにラスを引いたら一旦やめる人は結構聞くが、このデータを見ると本当に効果があるのか疑問が湧いてくる…。まあラスの後が順位がいいなんて、やはり麻雀強者はメンタル強者であるということの表れなのかな〜と思った。

 

さて、ラスを引いたのでその半荘の振り返り…といきたいが例によって牌譜が溜まりまくっているので、順番にやっている以上まだ検討できないことになる。本当はなるべく早めにやるべきだろうが、どうも追いつかない…

天鳳は連戦&連戦することもあるけど、ブログは何記事も連続で書きまくるとはいかないしな。

これをどうにかしたい。

 

というわけで2週間前くらいの対局を振り返る()

本垢で上卓戦。

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たまにこういう特上行きそびれ勢みたいなのと当たる。下家は特上条件満たしてるけど。

R表示なしとはいえ、全体的にはその他の上卓民と比べるとだいぶちゃんとしている感じ。自分から見れば基礎はできている人が多そうに見える。

 

東1

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起家、シケた配牌。役牌か下の三色くらい?ふつうに平和になることもたまにはありそう。

向聴数の低い手は序盤から1枚くらい安牌持ってた方が良かったりするのかな?最新の麻雀本に載ってそうな…。

 

このあとは下家が東を鳴いてすぐにドラ単騎ツモあがり。

前回ドラ単騎の是非みたいなのを書いたけど、28牌くらいなら割と出そうなので結構アリだと感じる。

 

東2

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まあまあの配牌。発鳴いてふつうに和了れそうだが、筒子染めもありそうなところ。第1ツモが筒子だったり字牌だったりしたら染めていたかなあ。

和了れそうとはいっても発を鳴くと手の内が真ん中の方ばかりになりそう。それなら無駄は多くなるが、守備力を持ちつつ打点を狙いにいけるホンイツも有力だったかも。

本譜はドラ含みの索子ターツを落としていくほどではないと考えて普通に南から切り飛ばしていった。

 

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まさかの三元役を残すのと安牌要員として白中はそれなりに引っ張る構え。

 

対面は東のポンテンをスルー。自分ならポンしていると思う。

聴牌入れられるのにスルーするのは打点狙いくらいしか理由が思いつかないが、ドラ受け嵌張を外しているのでリーチ東以上の手には、なかなかならない。

 

これが門前でいけば満貫くらい狙えるのなら狙う価値はあるだろうけど、これはスルーすることによる速度低下に見合っていないと思う。

 

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愚形×2の2000点の手なので、聴牌するまでは安牌を持っておきたかったが、同じ理由で速度の上がるフォロー牌も非常に持ちたかったので南をリリースした。

 

結構守備力が不安な手・状況なので、安牌をキープした方がいいのかな?

でも三段のpt配分ではそこまで神経質にならなくていいのかな〜とも思う。段位・卓のレベルで判断が変わる気がする。

 

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結局、対面から立直がかかってしまうのだが、運良く安全なところを切りながらケイテンを取れて流局となった。

 

下家は割と押していたが、見てみるとドラを4枚も持っていた。なかなか立直者以外には注意が回らないが、押している他家もちゃんと警戒できるようになりたい。

 

東2局1本場

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ここで何を切るのがいいんだろう?

牌理上は4連形を残して中ぶくれを見切る6索切りが受け入れ最大のようだが、8萬がフリテンなので萬子の4連形の価値がやや低いか。

とはいえ4連形はノベタンとみて頭を作れるしやはり優秀なのに変わりはない。

 

本譜は、とりあえず良形固定!とばかりに7筒を切ってしまったが、これよりはヘッド固定の2索切りが有力そう。ターツ的には裏目の4索引きも、中ぶくれにくっつくいて完全1向聴となりあまり裏目でなく、タンヤオにもなりやすくなる。

 

しかし、本譜はミスがうまい方に転んで三門張テンパイに。

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がっ…和了れず。三人聴牌で流局。やはり普段よりみんなきっちりケイテン取ってくる感じがする。

 

東2局2本場

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ターツオーバーでターツ選択。当然、ここは2度受けかつ内側の45筒を落としていく。

以前はなんとなーく真ん中に寄せる癖があって、ここからも78筒を落としていたので、小さなことだけど成長を感じてしまう。

 

この局は自分のメンピンツモ裏1の和了り。

 

東3

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配牌4対子だが、一盃口にもなりうるしまだ手なり・メンツ手志向で。

 

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5対子になり、トイトイ目指して鳴いていく。何度も書いてるけど以前ならチートイに決め打っていそう。

 

ただ、ここら辺はやりすぎかも。

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トイトイつかなくても和了れるので、巡目的にもあまりトイトイに固執しすぎずフォロー牌を持って聴牌速度を優先した方が良かったかもしれない。

安牌を残しの観点とまた衝突するが、他家に通りそうな牌種は最低限残っているのでなんとかなりそうかなと思う。

 

あと、一巡赤5切りが遅かったら上家のダマ満に振り込んでいた…危ねえ!

こういうのをリリースするタイミングも難しい。

 

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なんとかトイトイ聴牌。巡目が残り少なく他家に振り込む危険も小さくなったのでツモを増やしにいく大明槓を敢行したが和了れず。

なんと全員テンパイでwまたも流局となった。

 

東3局1本場

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嵌張聴牌を果たしたが、上家にドラポンを入れてしまっているのでちょっとリーチはしづらい。

流石に三門張とかになったら曲げていただろう。

 

この直後に親リーが入り、あっさり聴牌を崩して親現を打ったら下家に1000点放銃となった。

だが、親リーとドラポンという「麻雀2大コワイヤツ」を安手で蹴れたので、結果的にはいい差し込みになったと思う。

 

東4

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前巡、形が悪くて安くなりそうだったのでドラ引きも見て8筒を切るとこれを上家がポン。

 

そして1枚切れの嵌5萬待ちのみ手というクソ聴牌を果たしたが、周りもあまり早くなさそうで、追っかけリーチをかけてくる可能性のある相手も下家しかいなかったのでおしおき立直に打って出た。

打点的には全く見返りの少ない牽制立直なのだがw

 

今回の相手はこれが大変効果的で、全員回ってくれた。結局対面に上手いことツモられたが。

普段のパン卓・上卓ならゼンツマンが怖くてやりたくないw

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途中、上家の親は5800両面聴牌していたのに、ここで索子メンツを落としていった。

ラス目の親でこの手が押せないようではいけない。こんなもの、対三人立直で安牌持ってて無筋持ってきても押しでしょう。

これが特上病ってヤツなのか?(特上民じゃないけど)

 

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下家、さすが五段というべきか、ドラ白を打ってトリダマ。これに声がかからなかったのをみて、次の巡目で(少し手変わわりしたが)立直に出た。

柔軟な選択だと思う。

ただ、上卓民くらいだとやや収支戦に近いので普通に即リーでいい可能性もありそう。

 

南3

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普通に進めても遅いとみて、対子系の手を狙い初手から萬子嵌張落としに出た。

ちょっとやりすぎな気もするなあ。

 

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4対子からトイトイダッシュするという蛮行に出たが、今回は相当上手くいってしまった。

安いけどあの手で組める最速聴牌だと思う。

 

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親の仕掛けや下家のダマテンをかいくぐり無事和了

下家はダマでも高め満貫だが、オリることもほぼない手なので即リー有利に思う。

ダマっていても特に出やすい待ちでもないし、高い手に振り込むリスクも低そうでラス回避的にもそれほど気にする必要がないと思う。五段配分でもここまで引き寄りにするもんなんだろうか?

 

ただ自分は押し寄りの雀風なのでちょっとずれているのかも、とは思うなあ。

 

オーラス

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下家がダマでツモ和了り、トップのまま終了できた。

下家は曲げていればトップだったが、索子染めっぽい親のドラポンが入っている状況で、嵌6索待ち立直は和了りにくくリスキーなので、ダマにせざるを得ないところか。

 

今回は和了が全員少なめだった中、積極的な鳴きで細かい点を稼げたのが良かったかなと思う。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018060523gm-0089-0000-3e3f31b2&tw=0

自戦記28

最近見るからにブログ更新頻度が増している、と思う。1日2更新の日も出てきた。

その分、1エントリの長さは以前の半分か1/3くらいの短さになっている気がする。

 

こう書くと以前のようにちゃんと振り返ることをサボって、テキトーに書いた感想のようなモノを量産しているようだw

 

けれども、自分としては有意義な検討は引き続きなるべくちゃんとやっているつもり。削った部分は主に他家の選択に対して疑問を投げかけるような部分だと思う。

 

あくまで自分の糧とするために他家の選択に対しても検討し、良い手なら取り入れ、悪い手なら反面教師とするようなスタンスだったけど、他家の打牌にコメントするのは、一歩間違えばただの打牌批判につながりかねない。

当人の眼前ではなくとも、他家批判は慎んだ方がいいと感じた。逆に、反論が聞こえにくいブログという場でこれをやると自分が変に思い上がったりすることにつながるかもしれないしね。

 

パン卓・上卓では自分がぱっと見で疑問を覚えるような手もよく見るが、それらは検討せずとも自分は出来ている部分の場合が多いのでわざわざあげつらう意味も薄い。

こういった理由から、特にはっきり悪手・ミスだと思われる他家の打牌に関しては触れないようにすることにした。

 

内容を限定したおかげで半荘の中でも全局やらずに済むことも多くなった。とはいってもこういう前書きを長々と書くせいで結局長いということになるんだよな〜😣

 

本垢・上卓戦

東2

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配牌、あまりよくなくて門前では和了れそうにない。

チャンタや123三色、またはイッツー狙いかなと思った。

でも打点を叩ける可能性を追求するなら混一色もあるか?親番で打点を叩くに越したことはない。

 

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本譜はわりあい手なりで進めた。

 

対面が仕掛けてすぐに聴牌したが、亜両面5-8索待ちを蹴ってドラ4萬単騎の満貫に構える。その後も多面待ちを拒否して4萬単騎を継続していた。

 

これはどうだろう。打点的には4萬単騎以外なら2000点だけの手になってしまうので、打点上昇効果はとても高い。

 

ただ、4萬単騎では和了率はかなり下がるだろう。単純に1種3枚だけの待ちなのもデメリットだけど、他家の誰もが使っていておかしくないこともあり出和了りは相当期待しにくい。だいぶツモ専になりそう。

 

じゃあ具体的に和了率はどれくらいとデータでは示されているのか?今回はどれくらいと予想できる?それが分かればこの選択が得か損かも検証できる。

手持ちの本やネットで中張牌ドラ単騎の和了率を調べてみたが、どうもチートイドラ単騎のデータはあっても鳴き手ドラ単騎のデータは見つからず…

結構レアケースだと思われるので仕方ないな。

 

ただ検索していて参考になりそうだと思ったのはこのブログ👇

以前自分もよ〜く読んでいた。1番純粋に鳳凰卓の麻雀研究しているブログだと思うし、鳳凰卓の強者達の戦術はとても参考になる。

ここで知った強者達をリスペクトして生きてきた。(╹◡╹)

だが、ここんとこもう2ヶ月くらい更新されていないので、何か事情があるのかなど一切不明ながら、一日も早く復帰してほしいと願っている。

 

なるほど、前に読んだはずだけど忘れてんな〜。ドラ裸単騎はやべーwけど、見た目がやばいだけでやっていることはどのドラ単騎も同じ。

ただ牽制効果がないってのも普通の鳴き手ドラ単騎の弱いところだな。

 

うーん、難しい。

ただ個人的には、ドラ単騎を和了り逃すだけならそれほど痛く感じないけど、この手牌でリーチを受けた場合が寒すぎる。

手牌的にオリるのも難しそうなので大体ゼンツするしかないか。立直者がドラ掴んでくれない限りめくり合いで負ける可能性が高いだろう。

成績的には不安定になりそうだなあ。

 

結果、4人ともドラを1枚ずつ持ち合う形になり対面は和了れず。下家が安手で和了った。

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下家の河は脂っこいところを切りまくられていて、中でも連続手出しの456索が目立つところ。ここまでやばい河だと普段なら変則手を疑いたくなる。ただ、さすがにこんだけ満遍なく切られていると一色手もあまり考えられないだろう。

 

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下家の手は単にターツ選択で裏目を引いただけだった。自分なら、良形ターツが揃っているので安くなっても速度重視で24萬を落としにいってしまうかも。そうしていたら対面の7700にズドンだ。

この巡目にドラ単騎聴牌されてるとは思わんしなあ。でもドラを鳴かれる損も考えるとやはりドラターツ落としはやりすぎなんだろう。

 

東3

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割と整った、ドラ発対子のチャンス手。さっさと効率よく聴牌したいところ。欲をいえば発を絞られにくくするためタンヤオっぽい仕掛けをいれたい。

 

萬子嵌張ターツを払ってもターツが足りる6ブロックだが、5萬を持ってきて萬子が両嵌形に。こうなれば平面の受け入れと上家から萬子が切られやすそうなことも考慮して打1筒か。

普通ならポン材として優秀なので1122筒の形でも残すだろうが、今回は1筒対子落としすればタンヤオっぽくなるという狙いもあったり…。

 

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上家、9筒対子を落とせば索子ホンイツにできるが、染めにいかずに聴牌とるのか。打点もさることながら、待ちの片割れ2索が枯れてるので逆にホンイツに向かった方が和了りやすそう。

 

この局は、下家と発持ち持ちになってしまったこともあり、全然鳴けずテンパらず。上家が白のみを和了った。

 

東4

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上家のダブリー!!!

これに東を打つと親の対面がポン。これ対面暗刻からポンしたのかよ!?何がしたい?1発消しか?w

 

普通はダブリーなんて受けたら初っ端からベタオリするしかないよねえ。

でも対面も、親だししばらくダブリーにもまっすぐ行けそうなくらい良い手なんだよなぁ〜。

でも変なところから鳴くのは逆に勝負にいけなくするだけではないか?東を1枚手の内に抱えているので1枚安牌は増えるけど、打点的には落ちるだろう。打点がないといくらダブ東とはいえ押し返しにくそう。

 

後、自分は東より西の方を先に打つべきだったか。西なら相手にとってオタ風なので放銃点が比較的低くなる。どちらも放銃率は低いとはいえ明確な差がありそう。

ただ東ならこんな風に他家に鳴かせて参戦させることができるかもしれないってのはちょっとあったかも。自分でも何を考えていたかあまり覚えてないな。

 

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結局、対面が鳴いて単騎聴牌を組み、上家から和了った。なぜ4-7索待ちにできたのに3萬単騎なのだろう…テンパったときに4索なら片筋で打ちやすかったから…?

 

でも、どうせ押すなら瞬間の安全度より和了りやすさを大事にするべきだろう。

(第一、片筋なんて大して安全になってないよな…)

 

南2

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9筒はドラだけど、ドラを複数枚使う予定もない手なので、タンヤオに向かい仕掛けも考慮に入れて6筒と振り替えた。

これでいいよね?タンヤオ確定ではないからやや微妙か?

 

対面は発ポン後打ドラの9筒で2000点聴牌にとれたが、89萬を落とすという打点派の選択を見せた。

結果的には対面はドラを重ねて満貫の和了りとなったが、ここから向聴戻しはドラ重ねない限り打点も上がらないし、南2トップ目なので一刻も早い局流しを最優先した方がいいだろう。

そんな打点を追っておきながら、先に中を打って大三元の目も残さないのは面白い。天鳳雀士らしい気がした。

 

南3

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対面のこの78索両面落としも、ドラを残して打点を追う狙いの打牌だろうが、やはりやりすぎだと思う。嵌6筒受けに固定されるのは厳しい。

 

ただ、結果的にはこれが上手くいき、満貫をトビ寸の上家にぶち当てて対面のトップ終了となった。

ここら辺は上卓やパン卓自体のヌルさにより、ややヌル目の選択をしても何とかなる傾向を感じるな。

 

今回は配牌は悪くないのにツモが伸びなくてノー和了で終わってしまった。

あと、はじめに最近は他家の選択に突っ込まないって書いたのにバリバリ口出ししまくってしまった。申し訳ないm(_ _)m

どうも自分の選択で迷う部分は多くなかったんでな〜

でも遠くから鳴いていくとか、やれる部分も実はあったかもしれない。勉強しなきゃなあ。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018060523gm-0089-0000-fedd3630&tw=1