自戦記19 対子場
はてなでブログやってるので他の人のハテブロもよく読むんだけど、やっぱりネタに困ってる人は多いみたいだな。日常で感じたこととか書いてる人は特にネタを切らさないのが大変そう。専門に詳しいことがある人はまだマシそうではある。
麻雀ブログなら数打てば大体ネタは仕入れられるのでその点楽かな〜と思っている今日この頃。
自分のブログはいちいち細かいところを取り上げすぎなので長くなるのが問題になっている気がする。むしろネタが余りすぎて記事を書くのが間に合ってない感。
贅沢な悩みだな(?)
東1
対面が暗刻を崩して七対子1向聴に受けたところ。しかし、この手組には言いたいことが山ほどある。
全部は書かないので主だったところを書くと、まず基本的にチートイより面子手の方が早いので、このように平場でドラ2の打点十分なときは鳴きも考慮してチートイに決め打たない方がいい。最低喰いタンドラ2、鳴いてトイトイも狙える。トイトイ関連牌は3萬が1枚切れているだけだ。
チートイに決め打ちたくなるのは自分も分かる。僕もチートイ好きなので、チートイ1〜2向聴になると鳴いて無理やりトイトイにしたりするよりチートイでリーチ狙いにしたくなる。
だが、このどこからでも鳴けるタンヤオ手では面子手で進めた方が早く、和了率の面で圧倒的に優秀だ。
打点十分ならそれ以上の打点より和了率を重視が鉄則。高段者はここを絶対に落とさない。満貫くらいまでいくと打点上昇効率が悪いのが麻雀。例えば、ホンイツドラ2聴牌でシャボ待ちに受けるとトイトイがついて跳満になるようなときも、強者は和了率重視で両面に受けたりするシーンをよく見かける。
だいたい面子手に向かう手なので、画像までの場面でもドラ6筒を対子固定する打7筒より孤立牌の3索を切った方がいいだろう。ターツ十分なので3索を持つ意味はないし、ドラが出て行ったとしてもタンピン三色がついて高くなることもある。
またこれは些細なことかもしれないが、チートイに行くならば場に高い索子の中張牌は急いで切り飛ばして待ちどころの牌を残すのがいいと思う。
ただ自分は両面ターツ落としは警戒されるので、36索を落としても7索はしばらくホールドするかも。
結果論だが、このツモで本来なら対面は(ツモり)四暗刻テンパイだった!
こういうこともたまにはあるのだ。
結局…
これは頭おかしくなった暴牌にしか見えないなあ。巡目的に自分の和了りはほぼないしオリるしかないでしょう。チートイ1向聴からの押しは基本的に無理。
あとなんで7萬を持っていた?チートイには3枚以上使えないので、先に切っておけば多分押しても放銃はなかった。もったいない。
あと、自分の河がTHE対子場って感じになっている。数えたら9対子あった…何回チートイ和了り逃してんだ…😵
対子場を読める人(笑)じゃないと手順的に捉えようがないので反省しても仕方ないんだが、いつも自分の河をみては「チートイ和了り逃した〜」と思ってしまう。
東2
親番でスゴイ好配牌!なるべくメンゼンでリーチ発ドラ2を狙いたいところ。
が、この終盤に至るまで大した手順的な裏目も無かったがテンパれず…仕方なくポンテンを入れた場面。
あの好配牌で全然テンパれずツモ切り続きなのは本当にテンションが下がる。
でも周りもツモが噛み合わなかったらしくここまでテンパイ者なし。
上家は聴牌速度MAXに受けていれば聴牌していただろう。でもスリムに形を決めて安牌を持つのも安手の鳴き手では重要なので、善悪は難しい。
この後上家・下家が聴牌を入れ、海底で満貫(7700)を放銃してしまった!
これは痛かったけども、自分も聴牌なので引く理由はあまりないように思われる。他家も聴牌しているかどうか分からない。ドラも割と見えているので他家高打点の可能性は低めだ。
今回は上家に通っている筋はそんなに多くなく索子は大体通りそうだが萬子筒子は分からない。これ、通ってる残り筋が少なかったらオリるべき?聴牌料&連荘あるからかなり押しだと思うんだけどな。
東3
対面・下家共にチートイ1向聴。対子場か?と思いきや自分と上家はそうでもない。
対面は7、8筒切ってドラ6筒残しなのでチートイ決め打ちだと思われるが、それならここで6萬をリリースして発を残すべきだろう。待ちになったときの和了率に天地の差がありそうだ。守備的な意味合いもある。
この後、自分はタンピンドラの絶好テンパイ。音速で曲げってやつだ。
が、このあと下家のダマチートイにぶっ刺さり…
親ッパネでトビ終了となってしまった\(^o^)/
最後のも、どうしようもない不可抗力。
万が一僕がダマテンにしていたら、上家が8筒を出して3900を拾えそうだが、現状ラス目、この勝負手でそれはない。
考える余地があるのは下家で、この手もまたオリはないが、待ち取りをどうするかが難しいように思う。
自分リーチの後で安牌切りながら下家はテンパイしたが、そこであまり考えずおっかけ即リーも一つある。
本譜は下家がテンパイ維持したら勝手に自分が飛び込んだという形なのだが、一応4筒は僕の中筋待ちでダマ釣り出しに悪くはない。ただ上卓で中筋でオリる人は少ないんだよな〜
いい待ちに変わったらおっかけもあるかな。ちょっとここらへん難しい。
というわけでラスでした。なんかブログでラス書くのは久しぶりな感じがする。たまにはこういう不運の連続みたいのが来るのはしょうがないな。
てか今回対子場多かった。東1も東3もチートイやってる人いたし。七対子は役全体の中では結構出現率低いってデータがあるけど、どうしてもそうは思えないんだよなあ。
あと対子場はあるとかないとか議論があるけど、オカルト絡みじゃなく単純に皆同じ牌が2枚くる率が高い場という意味では確実に存在するでしょう。ただそれを予想したり戦術に活かすのは無理そうだ。
こういうのも誰かデータ解析してくれれば何かしら新たな発見があるかもしれない。
今回の牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018051300gm-0089-0000-d8907f21&tw=1