自戦記24 難しい手組
今回もパン卓垢から。早速いってみよう。
東1局1本場
オタ風の西はスルーした。オタ風から鳴くと安く守備力が低くなりやすいし、字牌重なりなどが大きくツモをみたいと思ったからだ。
ただ2枚目は鳴いておいた方がよかったかなと思う。1枚目から鳴いた方がいい可能性もあるが…
西が枯れてしまったのちに、シャボ待ちが残ってしまうケースも十分考えられ、MAX残り2枚の待ちとなってしまうと痛い。
更に画像の局面は7筒ツモ切りとしたがここはもう筒子ホンイツ決め打ちで萬子を落としていけばよかったか。
一応萬子と筒子のホンイツ両天秤にかけたつもりだったが、裏目を引く可能性が痛いし、ここから萬子ホンイツに行く可能性も低かった。
あと、少し迷彩をかけたい気分もあったのかもしれない。
1段目からケイテン…? パン卓民のケイテン取りはぇ〜( ゚д゚)
…これはほぼネタの域(笑)
下家、聴牌崩してタンヤオに向かってるから一応役なしとは分かってたのか?
7筒はなんとか食い戻せたが…
全くの懸念通りに片方枯れたシャボ待ちに(涙)。
筒子ツモったら西切りの向聴戻しすらある??
結局下家に和了られてしまった。
自分下手すぎて下家弄ってる余裕あんのかって話だわ。
東1局2本場
またまた自分がヘタクソにも聴牌逃し&両面逃しているところで、対面の加槓が入り槓ドラがモロ乗り!!
マジで槓ドラモロ乗り多すぎやろ、天鳳。普段は牌操作なんか信じちゃいないけど。
無理やり麻雀でモロ乗りが多い理由を説明するなら…
(数牌に限るけど)槓される牌の「1つ前の牌」(例えば3筒槓なら2筒)は山に深い場合が多い。
なぜならその牌が山に浅ければ誰かの手牌に入りやすく、数牌は横に伸びて順子化しやすいという性質により、槓された牌も槓されずに横に伸ばして使われる場合が少し多くなるから。
そして、山に深ければ槓ドラ表示牌になる確率も高くなる。
原理的にはポンした牌にドラがモロ乗りするのも同じようなものと考えられる。
周りの牌がないと数牌は順子として使いにくく、縦には少し使われやすくなる、ということなのかな〜とちょっと思う。
言いたいことが伝わるだろうか?
ただこれは相当無理な説明であることは自覚している。
そもそも今回は2索もポンされて、ラス牌が槓ドラ表になっているので全然当てはまってねーじゃねえか!w
単にすごく薄い確率を引いただけじゃん…
そして対面は満貫以上確定っ…!
もうベタオリっきゃねえ…
ここ(パン卓)の傾向的に槓が入っても聴牌しているかは全然分からないのだが、自分の手ではもう戦えない。
ほかの2人は聴牌入れてゼンツ。対面もテンパっていた。
そしてこの赤ツモ切りという圧倒的暴牌でトップ目の下家、ダブロンをくらい、倍満級の放銃!
ひどい麻雀だw
ちょっとだけ下家を弁護すると、彼自身の手だけ見れば振り聴を避けてシャボ待ち継続はまあ自然で、他に通るっている牌も特になく、手の内全て危険牌という有様。ツモられても満貫以上親っかぶり。
強いて言えば対面3-6索待ちの可能性はかなり低く、よく見ると9索を上家に食わせているから6-9索待ちもなく、6索が比較的安全か。
東2
普通に進めても遅く安くなる可能性が高い手牌。半ばオリ&チャンタや上の三色、役牌重なりなどをみてど真ん中から切り出していった。
最近こういう手なりでいってもどうしようもない手の工夫に凝っていて色々模索している。以前の自分なら普通に9筒や9索から切り出していただろう。
ただちょっとやりすぎ感もある。この手で100局やって1回でもチャンタになるんだろうか?
と思ったら急にチャンタor対子手系の面白い手牌になってきた。案外成功したか!?
鳴ける手なので鳴いていくかなあ。ただどう進むかまだ確定していないので鳴きたくない気もして迷った。
結局、鳴く牌が結構枯れていたこともあり鳴ける牌が出ず、迷う必要がなかった。対面の仕掛けに慎重に打ち進め、わりあい安全に七対子の聴牌をとれて流局となった。
あの手がまさかチートイになるとは…
東4
現状ラス目だけど流しちゃっていいよね…?
遅い親役満などいらない!
東4局1本場
ここで何切るか?
自分にはどれかの対子落とししか見えなかったのだが…
このツモで最速チートイ聴牌を逃したことに愕然。
5対子なので両面でも払っていくべきだったか?
がっかりしながら鳴いてメンツ手へ向かったが、対面に速攻で蹴られた。
それ以上の速攻を見せられるはずだったわけだけど…(泣)
南1
ドラが出ていくのは嫌だったのでドラ対子固定してしまったが、やりすぎだったか。いくらドラが出ていかなくても和了れなきゃ意味がない。
やっぱり立直打てそうな手なら聴牌速度最大が1番や。
色々ミスった気もするが、満貫和了れたので結果オーライ(?)
いやいや、それじゃあ何のために牌譜見直ししてるのか分からねえ。
だけど、やっぱり明確なミスは自分には8筒切りしか分からない。他にもあったら誰かおしえてくれぇ。
相手が弱くてラッキーみたいなのが多くて情けなくなるなあ。()
南2
これなんかも、もうホンイツ決め打ちで先に7索対子落としの方がよさそう。少し対子手の可能性をみたが…
もうあんまり対子手にはならないし、字牌重なりをロスするのは痛すぎる。
仮に7索切った後に対子手になったとしても挽回しうるが、字牌をミスると取り返しがつきにくい。
本譜は先に中切ったのでちょっとだけホンイツではなさそうな河になって和了れたが殆ど変わらないし、裏目が痛すぎるので迷彩なんか気にするべきではない。バリバリ平成雀士なのになぜ迷彩かけたくなってしまうのか。
ターツが決まったあとなら迷彩をかけてもいいだろう。迷彩使えるケースは少ないと思うが状況によっては効果的だと考える。
南3
なんとなく曲げてしまった。6-9萬の亜リャンメンにもとれるが既に薄いので嵌8萬待ちにとるのはいいだろう。
だが、巡目早いとはいえダマでも5200あり、ラス目親の自分トップ目でラス前となればダマの方がいいだろう。というか鉄ダマか?
ライバルの対面の仕掛けを牽制したくて曲げてしまった。
結局下家にハネツモされてトップをまくられる残念な結果に。
ただダマテンにしたとしても萬子仕掛けの対面に残り2枚の8萬(1枚王牌)を持たれていたので和了れない可能性が高く、結局下家のハネツモは止められなかった可能性も同様にして高い。
どうしようもなさげ。
オーラスはがむしゃらに仕掛けてなんとか和了り、トップを奪回することができた。
今回は手組みが下手で恥さらしな回になってしまったが、この反省を今後に活かしていく。
今回の牌譜
http://tenhou.net/3/?log=2018060210gm-0009-0000-3bfe6adb&tw=3