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姫路城に住みたい

天鳳上卓雑魚雀士奮闘記

自戦記25 対染め手押し引き

今回もパン卓垢から。

上卓民のクセにサブ垢をたくさん持っているせいでパン卓で打つ機会が多く、最近このブログでもパン卓戦が多い。

 

パン卓戦は「自分が変なことしてるのに、周りも変なことしてるから結局勝てちゃいました〜w」みたいなのも多くて、麻雀の質が低くなりやすいので必然、ブログ記事の質も低くなりやすい。

 

ん?待てよ。今対局を記事にするのが追いついてないんだよな…

じゃあパン卓戦抜いて上卓戦だけ記事にすりゃあいいじゃん!

っていうのが思いついてしまったわけだけど、どうするかな〜

 

とりあえず今回はパン卓戦。

パン卓のクセに全員段持ち…なんか上卓とメンツがあまり変わらないのでトップのポイント的に損した気になる。

でもやっぱりラス回避率がかなり違う気がするんだよなー、パン卓だと回線切ってくれる率(笑)が大分高い。だからやめられないんだよぉ!

東1

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上家が字牌2つ鳴いていて河には萬子がない。何を切るか?

 

 

ドラを使い切りたいし愚形が多いので4索は強浮き牌として残したいしで、今のうちに両面固定しておこうと5萬を切ると…

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もう上家テンパってるのかよ…!

今のうちに、のつもりが今放銃してしまう!

ホンイツっぽいとは思ったけど。

 

高目倍満なので安目の満貫で済んだだけマシか…しかもこの手…

 

一手がわり小四喜じゃん!w

 

四喜和、風牌3つ晒してれば警戒するけど、2つだけだと存外警戒から外れてしまう。これは結構みんなそうなんじゃないか?と他の人の役満放銃場面を見て思う。

 

か〜ここは上家に役満聴牌させ、対面か下家に打ち込ませてのぶら下がり2着狙いが正着だったか〜!!

 

それはさておき、あの2副露でもう聴牌を考慮してオリを考えるべきだろうか?

少なくとも今までなら、まだ早い巡目でホンイツ2副露、字牌も染め色も余ってないとなれば、鳴かれる警戒はしても放銃する警戒はあまりしていない。

 

ここではもうお決まりの、ネマタ本や凸本(原著じゃない方)で調べてみよう。

 

鳴き手は立直と異なり聴牌しているかどうか曖昧であるが、牌を晒すことによりある程度の読みが可能になる。打点・役、聴牌時期や放銃率の高い牌が、基本的に副露数が多いほど門前手より予想しやすくなる。

 

だから、対鳴き手押し引きを決めるためには聴牌率と予想打点の積をとるのが有効。この値を、対立直押し引きの相手の打点と考えて押し引きを考えることができる。

 

以上は「現代麻雀戦術論」と「新版おしえて!科学する麻雀」に載っている内容をまとめただけ。更に、これらの本には詳しいデータが載っているのでそれを使って今回のケースを具体的に考えてみる。

 

まず打点の予想。これは、確実に(またはある程度の確率で)こうだといえる客観的な指標がないので、大体相手の晒した牌と河などをみておのおのが推測するよりほかなく、1番デジタル的に処理しにくい部分だといえるかも。

※一応役ごとの平均打点の表はあるが(子の鳴混一色ロン:6603)、今回は明らかにそれより高いとは判断がつく。晒した役牌で2飜が確定しているうえドラ色であるからだ。

 

今回の上家のケースでは役牌2つ鳴いて河は索子と筒子のみということで萬子の混一色がついている可能性が高い。実質筒子のターツ落とし(しかも強めの嵌張ターツ)が入っているのも大きい。

ただ、ポンしかしておらず対子落としも入っていないのでトイトイの可能性もまだある。混一色トイトイ両方の可能性もある。

ただ、打点予想の面では混一色でもトイトイでも同じ2飜なのであまり変わりはない。

また混一色でもトイトイでもドラを使っている可能性がある。

 

これらをまとめると最低2飜だが、混一色かトイトイがついている可能性が高いのでその場合は満貫以上となる。

両面ターツ落としや対子落としが入っていないので混一色などがついていない可能性も残るが、可能性は割と低いので今回はその場合は無視する。

また、今回混一色にはトイトイやドラ、他の役牌が複合しやすい。トイトイが複合、またはドラ1と役牌複合などでも跳満になるので、その複合しやすさを考えると半分くらい跳満になると予想していいかなと思う。これには倍満以上の可能性も織り込んで少し高めにした。

 

全く正しいかは分からないが、とりあえずここでは50%8000点、50%12000点ということでざっくり10000点を予想打点とする。

 

次に、副露数・巡目・最終副露後の手出しの数で聴牌率を予想する、或いは近似的に求める。

とはいってもこれは現麻に載っている表を読み取るだけなので簡単♫

「科麻」の方にも似たような表が載っているが、現麻の方がだいぶ詳しく、時代的な進歩を感じられる。

 

今回は…6巡目の2副露直後なので約30%らしい。

 

ただ、この基準は染め手だけでなく鳴き手全般をまとめてしまっているデータなので、染め手の場合はもっと低くなる可能性もあるように自分は思う。

また、字牌ポンと数牌チーでも変化が出てきそうだな〜とは思う。具体的にどう変化するかまでは分からないが…

 

これに関しては現麻の同じページにも聴牌率は河の状況や打ち筋によりかなり変動すると書かれている。

が、今回はこのデータを参考にするより他に方法がないのでこれを使用する。

 

ここまでで予想打点10000点、聴牌率30%と分かった。これらを掛け合わせて3000点。

大体子の立直ドラ1を受けているのと同じくらいの期待値だ。とはいえ、実戦で相手立直の打点読みなどは殆ど不可能なため通常は対立直でここまでの予想はできないが…

 

ここでは、現麻の鳴きに関する押し引き判断の項から、押し引きを考えてみたい。

このページには相手が30符2飜、30符3飜、40符3飜で聴牌している場合しか示されていないが、切る牌の放銃率によってはより高い打点の相手に向かっていっているとみなすこともできるらしい。

ここでも、染め手なので一般の基準より染め色の放銃率は高いと考えられるので、相手の期待値(自分の失点期待値)は高めに見積もることになるだろう。

 

とここまで書いて、今回は自分の向聴数が高く和了りから遠いため、押し引きが示されている基準外ということに気づいた…

辺張・嵌張・両面の2向聴なんだよな〜

 

現代の基準では2向聴以上から聴牌者に押すことはほぼないとされているので自分聴牌と1向聴の場合しか書いていないらしい…

 

そう考えると、やっぱり振ったときの失点が痛すぎるのでもう既にまっすぐいってはいけない段階なのかも。

仮に自手が既に両面・両嵌で親3飜手(立直一盃口ドラ1)の1向聴としても、放銃率15%程度の危険牌(5萬のことですね^^)を切る場合はややオリ有利らしい。

 

色々ざっくりしてるけど、結論としては通っていない萬子や字牌は切れない、ということになりそう。

ただもしかしたら上家がずっと萬子を引かず和了れずツモ切りが続き、こちらも聴牌となれば期待値的には勝負できるということになるのかもしれない。

画像の局面では、筒子の辺張外しか4索切りかな…

 

ただやっぱり、染め手の聴牌率を高く見積もりすぎてしまったとは思う。染め手は河による聴牌予測がしやすい手だと思うので、それも織り込まないと精度は高くならなそうだと感じた。

 

東4

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ダマでも高め7700だが安め3900なので曲げた。

結果的に勝負手が空振り、しかもダマならかなり拾えそうだったのでミスをしたような感じがするがこれでよかったはず…

 

南1局1本場

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東1の放銃が未だに挽回出来ず苦しい南場の親番。ここでは平和効率最大で2ヘッドではなく両嵌に受けたが、ドラ2で打点は割とあるしどうせ立直するので普通に聴牌速度重視の1萬切りでよかったか(あまり変わらないけど)。

 

345三色のチーテンは取るつもりだったが、横移動で親流れ。

 

南2

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モギリー嵌張一発ツモとかサイテー。

裏も乗って親ッパネに…💢

益々ラス回避が危うくなっていく。

 

南2局1本場

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こうなれば条件戦の様相が強く、聴牌速度を犠牲にしてでも打点を叩きにいかざるを得ない。この123三色・純チャンやドラ2以上使いが見える手が最後のチャンスかもしれないのだ。

 

画像の場面、ここら辺は苦渋の打牌。門前で三色ドラ1となればリーチしてラス抜けには十分な打点になるが、やはりドラ使いを見たいと考えた。

ただどう打つのが正着かは全然わからなかった。ドラ使いにこだわらない方がよかったかもしれない。こうなるとかなり赤5索が出て行ってしまうし…

 

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辺張を引き入れて聴牌を果たした。が、前巡の2索切りでもう123三色も見切ってしまっている。

2索残しでこの入り目では23索変則2面待ちにとれるが、2索で和了ると純チャンも三色も消えるので苦しい。ただ純チャン三色でダマ満なので、立直せずに3索でのみ和了るという手はあったかもしれない。

最悪ドラ単騎を見据えていた。こうなればドラ単騎リーチか?

 

 

が、この状況ではドラはまず出てこないと考えて役なしダマに構えた。そこに親リーが入ったのでドラ単騎のまま、追っかけモギリーに打って出た。

純チャンのつく9萬単騎などにしたかったけれども、地獄単騎になってしまうので勝算が見えなかった。

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和了りは期待しづらく捨て身の特攻だったが、これになんとか競り勝って僅差の3着に浮上することができた。

 

ラス前

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ラスを争う対面の親はオリないだろうなと思いつつも、対面に和了られるとラスになる確率がかなり上がるため平和のみを曲げた。

だが、これは親流し優先の方が良かったのかも?

ツモって裏とかになればラス率はだいぶ下がりそうだが、2000点を和了るのも1000点を和了るのもあまり変わらないとなれば、脇から出やすくするダマが勝ったか。

ドラ引きでスライドしつつ打点が上がるのもある。

 

結果は画像の通りで、親には和了られなかったが横移動でリー棒を取られてまたラス落ちしてしまった。リー棒出すとラス落ちっていうのも信じられないことだが見落としていた。

 

オーラス

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対面立直でまた一時的に3着浮上したが、自分も親も不聴のまま流局してしまうと罰符でラス終了となるため、振らずに聴牌を取りにいかなくてはならない。

1枚切れの白など止めてはいられないよ〜(泣)

 

なぜこんな不条理な相手に負けなくてはならないのか?↓

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まじめに考えてみると、対面の立場でラス回避という観点では上の1枚目の方の時点でダマシャボにするのもありそうだ。

リー棒を出さなくていいので瞬間のラス落ちもないし、白で出和了り可能だし、6索は曲げるとかなり出が期待しにくい。

結果論だがあっさり1枚目の白で自分が振って終わっていた。

 

いずれにしろ、今回はラス。

いやーつかん。ただ東1とかは実力なのかもな〜

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018060401gm-0009-0000-9879b030&tw=0