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姫路城に住みたい

天鳳特上雑魚雀士奮闘記

自戦記28

最近見るからにブログ更新頻度が増している、と思う。1日2更新の日も出てきた。

その分、1エントリの長さは以前の半分か1/3くらいの短さになっている気がする。

 

こう書くと以前のようにちゃんと振り返ることをサボって、テキトーに書いた感想のようなモノを量産しているようだw

 

けれども、自分としては有意義な検討は引き続きなるべくちゃんとやっているつもり。削った部分は主に他家の選択に対して疑問を投げかけるような部分だと思う。

 

あくまで自分の糧とするために他家の選択に対しても検討し、良い手なら取り入れ、悪い手なら反面教師とするようなスタンスだったけど、他家の打牌にコメントするのは、一歩間違えばただの打牌批判につながりかねない。

当人の眼前ではなくとも、他家批判は慎んだ方がいいと感じた。逆に、反論が聞こえにくいブログという場でこれをやると自分が変に思い上がったりすることにつながるかもしれないしね。

 

パン卓・上卓では自分がぱっと見で疑問を覚えるような手もよく見るが、それらは検討せずとも自分は出来ている部分の場合が多いのでわざわざあげつらう意味も薄い。

こういった理由から、特にはっきり悪手・ミスだと思われる他家の打牌に関しては触れないようにすることにした。

 

内容を限定したおかげで半荘の中でも全局やらずに済むことも多くなった。とはいってもこういう前書きを長々と書くせいで結局長いということになるんだよな〜😣

 

本垢・上卓戦

東2

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配牌、あまりよくなくて門前では和了れそうにない。

チャンタや123三色、またはイッツー狙いかなと思った。

でも打点を叩ける可能性を追求するなら混一色もあるか?親番で打点を叩くに越したことはない。

 

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本譜はわりあい手なりで進めた。

 

対面が仕掛けてすぐに聴牌したが、亜両面5-8索待ちを蹴ってドラ4萬単騎の満貫に構える。その後も多面待ちを拒否して4萬単騎を継続していた。

 

これはどうだろう。打点的には4萬単騎以外なら2000点だけの手になってしまうので、打点上昇効果はとても高い。

 

ただ、4萬単騎では和了率はかなり下がるだろう。単純に1種3枚だけの待ちなのもデメリットだけど、他家の誰もが使っていておかしくないこともあり出和了りは相当期待しにくい。だいぶツモ専になりそう。

 

じゃあ具体的に和了率はどれくらいとデータでは示されているのか?今回はどれくらいと予想できる?それが分かればこの選択が得か損かも検証できる。

手持ちの本やネットで中張牌ドラ単騎の和了率を調べてみたが、どうもチートイドラ単騎のデータはあっても鳴き手ドラ単騎のデータは見つからず…

結構レアケースだと思われるので仕方ないな。

 

ただ検索していて参考になりそうだと思ったのはこのブログ👇

以前自分もよ〜く読んでいた。1番純粋に鳳凰卓の麻雀研究しているブログだと思うし、鳳凰卓の強者達の戦術はとても参考になる。

ここで知った強者達をリスペクトして生きてきた。(╹◡╹)

だが、ここんとこもう2ヶ月くらい更新されていないので、何か事情があるのかなど一切不明ながら、一日も早く復帰してほしいと願っている。

 

なるほど、前に読んだはずだけど忘れてんな〜。ドラ裸単騎はやべーwけど、見た目がやばいだけでやっていることはどのドラ単騎も同じ。

ただ牽制効果がないってのも普通の鳴き手ドラ単騎の弱いところだな。

 

うーん、難しい。

ただ個人的には、ドラ単騎を和了り逃すだけならそれほど痛く感じないけど、この手牌でリーチを受けた場合が寒すぎる。

手牌的にオリるのも難しそうなので大体ゼンツするしかないか。立直者がドラ掴んでくれない限りめくり合いで負ける可能性が高いだろう。

成績的には不安定になりそうだなあ。

 

結果、4人ともドラを1枚ずつ持ち合う形になり対面は和了れず。下家が安手で和了った。

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下家の河は脂っこいところを切りまくられていて、中でも連続手出しの456索が目立つところ。ここまでやばい河だと普段なら変則手を疑いたくなる。ただ、さすがにこんだけ満遍なく切られていると一色手もあまり考えられないだろう。

 

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下家の手は単にターツ選択で裏目を引いただけだった。自分なら、良形ターツが揃っているので安くなっても速度重視で24萬を落としにいってしまうかも。そうしていたら対面の7700にズドンだ。

この巡目にドラ単騎聴牌されてるとは思わんしなあ。でもドラを鳴かれる損も考えるとやはりドラターツ落としはやりすぎなんだろう。

 

東3

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割と整った、ドラ発対子のチャンス手。さっさと効率よく聴牌したいところ。欲をいえば発を絞られにくくするためタンヤオっぽい仕掛けをいれたい。

 

萬子嵌張ターツを払ってもターツが足りる6ブロックだが、5萬を持ってきて萬子が両嵌形に。こうなれば平面の受け入れと上家から萬子が切られやすそうなことも考慮して打1筒か。

普通ならポン材として優秀なので1122筒の形でも残すだろうが、今回は1筒対子落としすればタンヤオっぽくなるという狙いもあったり…。

 

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上家、9筒対子を落とせば索子ホンイツにできるが、染めにいかずに聴牌とるのか。打点もさることながら、待ちの片割れ2索が枯れてるので逆にホンイツに向かった方が和了りやすそう。

 

この局は、下家と発持ち持ちになってしまったこともあり、全然鳴けずテンパらず。上家が白のみを和了った。

 

東4

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上家のダブリー!!!

これに東を打つと親の対面がポン。これ対面暗刻からポンしたのかよ!?何がしたい?1発消しか?w

 

普通はダブリーなんて受けたら初っ端からベタオリするしかないよねえ。

でも対面も、親だししばらくダブリーにもまっすぐ行けそうなくらい良い手なんだよなぁ〜。

でも変なところから鳴くのは逆に勝負にいけなくするだけではないか?東を1枚手の内に抱えているので1枚安牌は増えるけど、打点的には落ちるだろう。打点がないといくらダブ東とはいえ押し返しにくそう。

 

後、自分は東より西の方を先に打つべきだったか。西なら相手にとってオタ風なので放銃点が比較的低くなる。どちらも放銃率は低いとはいえ明確な差がありそう。

ただ東ならこんな風に他家に鳴かせて参戦させることができるかもしれないってのはちょっとあったかも。自分でも何を考えていたかあまり覚えてないな。

 

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結局、対面が鳴いて単騎聴牌を組み、上家から和了った。なぜ4-7索待ちにできたのに3萬単騎なのだろう…テンパったときに4索なら片筋で打ちやすかったから…?

 

でも、どうせ押すなら瞬間の安全度より和了りやすさを大事にするべきだろう。

(第一、片筋なんて大して安全になってないよな…)

 

南2

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9筒はドラだけど、ドラを複数枚使う予定もない手なので、タンヤオに向かい仕掛けも考慮に入れて6筒と振り替えた。

これでいいよね?タンヤオ確定ではないからやや微妙か?

 

対面は発ポン後打ドラの9筒で2000点聴牌にとれたが、89萬を落とすという打点派の選択を見せた。

結果的には対面はドラを重ねて満貫の和了りとなったが、ここから向聴戻しはドラ重ねない限り打点も上がらないし、南2トップ目なので一刻も早い局流しを最優先した方がいいだろう。

そんな打点を追っておきながら、先に中を打って大三元の目も残さないのは面白い。天鳳雀士らしい気がした。

 

南3

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対面のこの78索両面落としも、ドラを残して打点を追う狙いの打牌だろうが、やはりやりすぎだと思う。嵌6筒受けに固定されるのは厳しい。

 

ただ、結果的にはこれが上手くいき、満貫をトビ寸の上家にぶち当てて対面のトップ終了となった。

ここら辺は上卓やパン卓自体のヌルさにより、ややヌル目の選択をしても何とかなる傾向を感じるな。

 

今回は配牌は悪くないのにツモが伸びなくてノー和了で終わってしまった。

あと、はじめに最近は他家の選択に突っ込まないって書いたのにバリバリ口出ししまくってしまった。申し訳ないm(_ _)m

どうも自分の選択で迷う部分は多くなかったんでな〜

でも遠くから鳴いていくとか、やれる部分も実はあったかもしれない。勉強しなきゃなあ。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018060523gm-0089-0000-fedd3630&tw=1