自戦記34
パン卓垢での一戦。
東2
辺張を外しにいったところ、残念な裏目で聴牌逃し。普通に進めて両面立直が打てていたはず。
やっぱりこの巡目で辺張を外しちゃダメだねぇー。789筒以外に有力なメンツ候補もないし、無理に仕掛けられる形にしなくてもよかった。
結局、6筒を食い戻す形で聴牌はしたものの、赤5萬で下家に痛い5800の放銃となってしまった。
東2局1本場
クッソスピード決着を決めた。
かなり整っていたので東を鳴かず門前でもテンパれそうだったが、なかなか高くはならないので速度重視でいいと思う。
6萬は出やすくはないがその分早めに和了抽選を受けるのは大事そう。
東4
早い親リーにオリていたが、手牌が整って高打点の見える一向聴になったので比較的通りやすそうな6索を押したところ、ワンチャンスに放銃してしまった。
うーん、これはどうなんだろう。やっぱり、ラス目の親リーにノーテンから競りかけていくのは止した方が無難なのは確かだな。安牌も2枚あるし。
とりあえず現物の3萬を打ってからまた進退を考えるというようなのも考えられる。受け入れが減るのであまりやりたくないが、この場面ではそれがベストだったか。
南3
下家、その手で染めないのか。
大三元は難しくても、これを2000点にしてしまうのはやはりもったいないので筒子を落としてホンイツに向かった方がよさそう。
もう南3で、これがラスの痛い段位ならラス目の親番を速攻で流すのはアリだが、ラスの可能性よりトップ逃しの方が痛いパン卓なので、3人トップを争っている状況では打点を作りに行ったほうがいいかなと思った。
でもよく考えると、競っている状況だからこそ速攻が有効な面もあるし難しい。2000点でも和了ってトップ目になれるなら普通に偉いのかなぁ。
オーラスは上家が和了ってまくり返してトップに。自分は1,2位と僅差の3着と、悔しい結果となった。
牌譜
http://tenhou.net/3/?log=2018061417gm-0009-0000-bac27a35&tw=0
次の半荘。
パン卓戦
東1
回線が悪く、第一打でせっかくの1萬を切ってしまっている…
それでもなかなかいい手なのでオタ風ドラはもうリリースしていいかな。
両面揃いのいい形なので、対子落としを挟んでこうなった。23萬はフリテンターツだが腐っても両面なので残している。またも実質ターツオーバーのような形だか何を切るか?
自分はメンタンピンを目指して、9筒を切った。だが、これはさすがに無理筋だったと思う。
聴牌速度MAXなら暗刻そばの6索切り、
平和になりやすさなら7筒切り(9筒切りの上位互換という感じで、タンヤオもつきやすい)
又はフリテンターツを見切る23萬落とし。
これらが候補か。
普通は6索切りか7筒切りで良さそうだが、フリテン両面をどの程度に評価したらいいものか。
自分でも考えてみたし調べてもみたがあまり参考にできるものはない。
多分、フリテンとそうでない両面なら、フリテンの方を落とすのが当然だからだろう。それでそれらの比較についての内容を持つサイトや本もあまり見つからなかったのだと思う。
67789筒の複合形は受け入れ的にも有利なのでそれをわざわざ崩すのはあまり良くなかった。ヤオチュー牌を落としたからといって、この手は簡単にはタンヤオはつかない。むしろ、最後まで19待ちが残ればそちらで和了ることが多くなる。
それならばフリテンターツをわざわざ残すほどの価値はなかったのだろう。
結果、高めメンタンピン赤のフリテン立直をかけたが、親に追っかけられて手痛い放銃となってしまった。
ああ、最初に回線切れなければとっくに
容易く和了れていたはずなのに…。
回線の強さも雀力の内とはよく言ったもんだ。
次局はとんでもない豆ダマをかましてしまった。
基本リーチマンなので豆ダマ系のミスは少ない方なのだが、三色変化を見すぎて黙ってしまったのだと思う。どこの昭和雀士やねん!
こんなんもったいなすぎるわ。。。
まだしもこれをツモ和了らず、打1筒の戦略的フリテン立直を打つのが良さそう。高めツモで満貫だ!
追っかけとかは怖いが今回は巡目が早いのであまり押し返されないだろう。
フリテン立直の成否は巡目や他家の早さで変わってくるのだと思う。
こういう「うっかりツモ」のアガらずフリテン立直はやってみたいと前から思ってるんだけど、まだ一度もやったことがなかったと思う。
どうしてもツモったらツモボタンを押しちゃうんだよなぁ。(または自動和了にしてるか)
東2局1本場
ああ〜純チャン三色のタネが〜
手役をちゃんとみたいところだな。
白を切るべきだった。
東3
辺張が苦しいので早くもチーテンの発バックに受けたところ、和了れない9筒をツモってしまいフリテンに(打6筒として入れ替えた)。
そこに親の上家が聴牌打牌まで止めていた発を切って立直。和了れないので仕方なくこれをポンした。そのあとは親にほぼ通る9筒対子落としから単騎待ちにするのが良かったと思うが、何を考えたか87筒落としにしてしまった。
しかもその後は、単騎待ちで親リーに対して加槓をするという完璧素人の打ち筋を魅せつけてしまった。しかも槓ドラモロのりだったw
が、和了れず。回線切れの下家が親に親満放銃となった。
ちょっとフリテンになってしまってテンパってたかな…。
チーテン後は、形式的には6-9筒・発待ちの三門張になっており、門前立直ならいい待ちだが発でしか和了れない今回の手ではクソオブクソ待ちだったな。だからといってチーテンは取らないと和了りは厳しい…
でも巡目的には辺張外して作り直してもギリギリ間に合いそうではあるかなと思った。
親は手牌的にも発を絞ってきた感じがする。自分も含め天鳳雀士は、字牌を絞るより鳴かれたりロンされたりしないうちに叩き切る打ち手が多いようだが、こんな風に絞ることで相手のバック仕掛けがフリテンにより頓挫する場合もあるというのはメリットとして覚えておきたいと思った。
この半荘はロクに和了れず、回線切れの下家が飛んで3着で終了となった。
下家がオールツモ切りにもかかわらずずっと自分がラス目だったので、下家が普通に対局していればラスっていた可能性は結構高く、正直ありがたかった。
牌譜
http://tenhou.net/3/?log=2018061418gm-0009-0000-b13df6c9&tw=3