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姫路城に住みたい

天鳳特上雑魚雀士奮闘記

秋刀魚は難しい③

すごく久しぶりに秋刀魚(三人麻雀)をやった。前回やったときはこのブログは本格的には始めたばかりでテキトーに「秋刀魚は難しい」ってタイトルをつけたのだが、いっそのことこれをシリーズ化してしまおうと思う。というわけで「秋刀魚は難しい」第3弾。

 

さて、三麻は難しいと書いている通り、自分は三麻が苦手だ。今の東風用の垢で三麻を打っていた時期を除くと三麻専用の垢を作ってそれで打ってきたが、なんとRは原点以下。意味がおわかりだろうか。

普通は段位ptの昇段時与えられるptを原点と呼ぶが、自分はなんとRが垢を作った際に与えられる1500を下回っている(!)。ちょっと恥ずかしくて人に言えないレベルだ…(言っちゃってるけど

 

いつも月末に、その月の成績とかを上げようと思ってるけど撮り忘れるのでたまには成績公開でも↓

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段にまだ到達しておらず、まだパン卓でしか打っていないはず。

なんつーか、まるで四麻かと見紛うような部分のある成績。平準とか2代前半で、一瞬勝ち組… ?となっていやいや、三麻でこれかよ!まるで四麻だなって言いたくなる。

 

和了率や放銃率は三麻でみんなどんなもんなのか知らないけど、多分和了率は1/3に近くなるし放銃率は放銃する相手が2人しかおらずツモの回ってくる頻度が多いため四麻よりは低いのだろう。

それに比べて自分はどちらも大分ヒドイな。

 

ちょっと言い訳したい。自分は秋刀魚の経験が浅い。

そもそも麻雀は4人が基本なので、三麻が人気らしい関西の人だとか、行きつけの雀荘がサンマの店であるとかじゃない限り、普通は三麻をする機会は比較的少ないのではないか?ハマる人はどういうきっかけでハマるんだろう。

 

また、三麻自体四麻とルールが違うが天鳳の三麻ルールは割と特殊。ツモり損と北が抜きドラであるのが特色だ。

天鳳秋刀魚のルールは自分に合っていない気がしている。

 

最近あまりやっていないが、mjでは三麻で北が常に役牌扱いで、四麻と比べて割と勝てていたイメージがある。

天鳳と比べてmjでは北を鳴いて和了りに行きやすいので、最近門前寄りになったとはいえ基本的に鳴き派な自分には有利なルールだったのだと思われる。

北を抜ける天鳳三麻ほど打点が勝手についてはこないので、隙あらば優遇された役であるホンイツ狙いで打点を叩いていた。

 

天鳳の三麻ではプレイヤーレベルの違いもあってか全然勝てず、つまらなくて少しやっては放置を繰り返していた。

最近は天鳳三麻も面白いと感じられるようになり、四麻牌効率の練習にもなるらしいので結構三麻を打っている。

 

では反省。まだ3級だったときの1戦。当然パン卓。

東2

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ここから謎の9筒落とし。何がしたかったんだろう?多分横に伸ばしたかったのとうっかり索子染めとかみてたのかな?ちょっと病気かも。

 

既にチートイのシャンテンなのでチートイになることも考慮に入れた方が良いだろう。割と三麻はチートイが成就しやすいとも聞く。牌種が少ないしな〜

 

この後はチートイ聴牌を逃し、無理やりトイトイへ向かうことになったが和了れず。トイトイの1向聴で無理にリーチに押したりしていたので反省。

 

東3

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この6索を下家は大明槓!そしてなんと嶺上ツモ!

結果的には下家大成功だけど、これは槓するのか?自分ならトップ目で槓ドラを増やすような真似はせず着実な道を選びたいし、ツモって三暗刻を狙いたくなる。

ただし三麻では点数変動が激しいので、特に東場のうちはいくらリードしていてもそれをキープするような打ち方ではなく攻めなくてはいけないのか。

 

対面にドラが固まってホンイツもついている。なんと親倍の手。

全然これに対する警戒はできていなかった。筒子の染め手っぽいし、筒子が余っているので十分警戒はできたはず。

 

染めていそうな他家がいなかったとしても、ドラが全然見えないので他家のどちらかが持っている…という想定で押し引きしなきゃいけないのかな。

 

南1局

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普通に進めても微妙なので、三元役やホンイツをうかがいながら進め…

 

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ホンイツ小三元の倍満聴牌までいったが、対面の立直に一発で放銃してしまった。

手作り自体少々無理をしたな。

対面はヤミテンにしていたところに4筒を持ってきて、1筒と振り替えてタンヤオをつけて立直。打点上昇したモギリーなよようなもので、そんなんありなのかよ〜

準良形の役なしドラ1はダマで、タンヤオドラ1なら立直か…四麻ではあんまりないと思うけど三麻だとありだったりするのかなぁ。

 

南2

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この手なら先に筒子メンツが完成しない限りはチンイツ志向でいいかな?

実際鳴きチンイツの満貫を和了ったが、三麻だとすごく安い感じがする…。

 

オーラスも和了って、2着で終了となった。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061503gm-0019-0000-79b1f857&tw=0

 

次の半荘。

南2

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いきなりラス前から。下家から早い立直がかかる。

下家は、打8索1-4-7索待ちの三門張を蹴って嵌7索一盃口に受けている。

これは1飜増えるとはいっても微妙に感じる。流石に和了りにくくなりすぎではないか?

 

ここはダマの選択肢も有力に思った。もちろん、三門張で役なしダマは無駄すぎるので一盃口つきのダマだ。ダマでも満貫で、打点十分。

以前読んだ、天鳳位オワタ氏による三麻本にもサンマにおけるダマテンの重要性が書かれていたように思う。

 

天鳳位直伝! 三人麻雀の極意 (マイナビ麻雀BOOKS)

天鳳位直伝! 三人麻雀の極意 (マイナビ麻雀BOOKS)

 

確か、天鳳三麻では他家が2人しかいない上にツモり損なので出和了りが大事になってくる、というようなことが書いてあったと思う。なるほどと思った。

 

例えば親なら、親倍8000オール=計16000をツモるより、親ッパネ18000を出和了った方が収入が多いという逆転現象すら発生する!

 

四麻では同じ飜数・符でも僅かにツモの方が収入の合計は高いことが多いし、そもそも門前でツモれば1飜増えるので、基本的にはツモった方が収入は多くなる。

ここは三麻と四麻の違いがある。

 

だからこそ、四麻は良形で立直してツモるのが一つの勝ちパターンだが、三麻では打点十分なのでダマるということも多くなりそう。

ただ実際にどれほどこの戦術が使えるのかはよくわからない。

 

画像の場面では、四麻ならやはり三門張に受けて曲げ、ツモりにいくのが1番良いと思うのだが、三麻ではどうなんだろう。流石にツモが安いとはいえ三麻も同じかな?

ダマの欠点として他家を牽制出来ないことが挙げられ、自由に打たれてしまうのも待ちの悪い嵌張待ちでは痛い。

 

本譜はなんと海底でツモられ、出和了り親満と同じ値段の跳満ツモとなった。

 

南2局1本場

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ラス目の対面の立直を受けて、一発消しの意味も含めて西を加槓したが、どうなんだろう。現状西中のみの手。

 

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さらに、中も持って来てこれも加槓した。ここまでくると場が煮詰まりすぎていてどうしたらいいのかさっぱりわからない。

でも打点十分になったのでこれは更なる打点上昇と嶺上チャンスを狙って見合うかな〜

 

なんと流局。

 

この後はトップ目の下家に追い上げたものの、オーラスに和了られて2着で終了となった。

 

久しぶりのサンマだったけど、分からないことだらけだった。三麻の基本から分からないので、やはり三麻の本を一冊買った方がいいかもしれない。

 

牌譜

http://tenhou.net/3/?log=2018061503gm-0019-0000-b89cf262&tw=0