自戦記21 ブラフ王
自分は麻雀覚えてから割と早い段階にアカギを読んで、「アカギ、渾身のブラフっ…!!」みたいなのを読んで育ったので、まだ基本的な技術も不完全なのにブラフにやけに注力してたことがあった。
麻雀本格的に打ち出して分かるのは、ブラフってレベルの高い相手にしか通用しないんだなということ。そりゃそうよな、ブラフって主に鳴きを使うわけだから鳴き手にきちんとオリたり対応してくる相手にしか効かない。鳴きにしかるべきタイミングでオリられる打ち手はそれだけでもかなり強いと思う。
自分もまだまだ鳴き手に対応できてないな〜とよく思わされる。
悲しいお知らせ(大したことない)。
牌譜が消えた。課金していないので基本的に、牌譜はデバイスに残る限度までしか保存できないのだ。昨日結構打ったら古い、記事にしていない牌譜が保存容量を超えたせいでいくつかなくなってしまった。
そもそもそんな昔のを記事にするほど遅れているのがどうなんだという感じ(^^;;
今回はパン卓戦になる。ぶっちゃけ今回は相手がヘボすぎて、自分も普段以上にヌルヌルな麻雀になっているのであまり見どころがないのだが、手組み関係で気になるところをピックアップしてみる。
東1
東ポンして7萬切ったところ。ここは何を切るか迷った。
聴牌速度最速を目指すなら5筒切りで、弱い嵌張ターツを落としつつ、1筒対子のフォロー牌を残して2ヘッドに受けるのがいいのだろう。雀頭2つにしておけば7萬が横に伸びて萬子三門張になったりしても強い。
ただ、今回はドラ6筒引きに対応できるように35筒は残して7萬を対子落としした。
うーんドラ引きあるとはいえ、かわし手なのでとにかく速度重視が良かったかな?対子落としするにしても1筒かな?なんとなく2筒の受け入れも消したくなかったんだよなー。
結局嵌張ドラ待ちで立直に対することに。
本譜は割と安全なところを切って和了れたから良かったけど、一応2000点聴牌だからしばらくまっすぐ押しても大丈夫かな?
ドラだと立直者以外からの出はほぼ期待できなくなるわけで、そこらへんをどう見積もるかが難しいと思った。和了率に差がつくようなら、ドラ待ちだからオリという判断もあるのかも…?
東2
下家が謎仕掛けをしている。
自手は門前聴牌すればうれしいので(槓が入っているので尚更)、両嵌固定した。これで2ヘッドになるので門前の受け入れは一番になる。
結局聴牌できず(ポンテンは基本的に取るつもりだったがポン材山に深すぎて出ず)、上下の2人聴牌で流局となった。
牌理が怪しく攻撃力の低いメンツなので、下家のような何がしたいのか分からん仕掛けでも成就(流局罰符収入も含めて)してしまうことが多かった💧
東3(1本場)
上家はほぼ123の三色に固定している。ただこの手は向聴戻しすれば平和ドラ2くらい狙えそうで、少しもったいないような気もする。
門前三色になればまあまあ高いが受け入れが狭くあまり現実的でない。
自分なら赤5索があるので12索の辺張は5萬ツモったあたりで落としていくかも。
しかしほぼ決め打ちでも、133筒の3筒は一枚いらないが先切りせずに持っておいたのは大事だなと思った。
先に3筒切ってから嵌2筒鳴いたら、三色かイッツーもしくはチャンタ系で、役牌がないことがバレてしまう。役牌あったらポン材をなくすような真似はしないだろう。
他家に自由にドラ役牌を切り出させてはいけない。
上家のツモ和了りとなった。
東3局2本場
ギリギリまでホンイツを狙っていった(つもり)。9萬残しの方がホンイツになる可能性は上がるが、ここで4筒を切ったりして3筒の受け入れまで消すのはさすがにできないと思った。
結局、ホンイツにはならなかったがテンパったので聴牌に取り和了った。
東4
親番。789三色が見えたが、7筒と9索が必要で崩れすい、両面が多く三色狙わなければ門前でもいけそう、中ポンしても和了りやすいと無理に三色を狙う必要がないと思ったので辺張外しとした。
ここで裏目の7筒ツモだが、下家がドラ色の筒子っぽい仕掛けをして色を余らせている。いくらポンコツっぽくてもこれ以上筒子を流すわけにはいかない。
下家はまだ1向聴だった。にしても普通は南北切っていくところではないかと思うけど…孤立字牌残しはかなり受け入れが狭くなっていそう。この手流石に四喜和にもならないだろう。
これ、ブラフとしては効果絶大そうなやつだなと思った。(ただしパン卓民には無効)
跳満聴牌入れられるがなんとか流局。
南3
自手、高目タンピン三色・安目平和のみと差が大きいのでリーチするか迷ったがリーチした。牽制力にも期待してのリーチだったが下家には全く通用しませんでした(╹◡╹)
メンピンのみでも結構嬉しい局面で、高目4筒はダマでもなかなか出ないだろうとは思うけどどうだったかな…
オーラス
トップ目下家と微差の2着目で、3着目は回線落ちと、なんとしてでも和了って逆転したい局面。下家が仕掛けてきて役はなんだ?と思っていた。
この時点で役は役牌しか残っていない。
生牌の南を掴んだら回さないといけないかな…
と思っていたらこれである
役なし確定の瞬間。
このときはこいつが相手でラッキー!!!( ◠‿◠ )と思ってしまったw
あとは和了るだけ。タンヤオのみ1500では直撃以外一発でまくれないのが残念要素だったが…
赤を引き入れ、無事ツモ和了り。逆転を果たした!
今回はトップ。
大した手も入らなかったのにラッキーでした。
今回の牌譜
http://tenhou.net/3/?log=2018051719gm-0009-0000-9f67fde1&tw=3