自戦記30 大物手の大安売り
今回は(今回も)いつ作ったかも分からんような、普段使わない垢で打った半荘を振り返る。
般南←逆に聞き慣れない…?
東1
!?
これがパン卓の闇か…6巡目のツモり四暗刻とは。
上家ももうテンパってるし…笑
自分が下家の立場だったら曲げてるだろうな。ダマ満はあまり曲げないけど、ツモり四暗刻はなるべくツモりに行きたいし。
後引っ掛けとかにもなりやすい。今回なら先に6萬切ってあるので絶好。多分、曲げていたら立直一発ついて親ッパネになっていただろう。
東2
ウッヒョー!これはもうチンイツ行くっきゃないっしょ!
やっぱパン卓すげーわ。
まあでも、新人垢だと優遇されるとか言ってる人もいるけど、それはこれまで殆ど実感した覚えがないな。
※アカウントを大量保有しているので天鳳新人の経験は豊富ではある。
本来染めるなら、ほかの色はいらないので危険な真ん中から切っていくものだが、なるべく大人しい河にしたくて端の方から切っていった。
そんなところよりもっと気にするとこあるだろって感じだけど、どうしてもこういうちょっとした迷彩はしたくなってしまう。
が、あまり進まないうちに対面から立直がかかり、筋くらいは押していったが、上家からも立直が入りギブアップ。
上家の和了となった。
もう押さずにやめるのはいいと思うんだけど、なぜ1萬を抜いているのか…自分。1筒共通安牌でしょーが。
東3
これは染めたーい。
今のところ染めに向かうかどうかは、いくつかの要素を考えているとはいえ「なんとなく」で決めているので、もう少しちゃんとした基準を自分の中に構築したいものだ。
案外上手くいっているけど、5索ポンしてるとはいえ孤立字牌より3索残しだったか。
こうしてしまうと、字牌重ねられなかったときに北を鳴いて裸単騎にするしかないみたいな状況になってしまいそう。
やはり縦にも横にも使える数牌は受け入れ的に強く、このような4センチの手牌だからこそ威力を発揮するだろう。
ドラ重ねてもホンイツにしても2飜だし…ということでドラ残しにしたが、あまりよろしくなさそう。
ドラ重ねる前提なのもよくないし、裸単騎は元々したくないし、ドラ残しても横にくっついて3900になってしまうことが多そう。
それにしても下家は何がしたいんだ!?
初めは索子染めっぽく見えて、染めの下家で同色染めとはご愁傷様(^ω^)って思ってた。
あそこから国士? だったら尋常じゃねえ。
チャンタもクソ遠いし…
ドラ被ってるし、勿体ねー
ホンイツ聴牌濃厚な3副露してるのに、みんな索子バシバシ切ってくるし…
舐められたもんだぜ。
上家に至っては、5索が少ないからとはいえ34索手出しとかアシストしてくれてんの?(⌒▽⌒)って感じだ。
…いかんいかん。パン卓でツッコんでるといつまで経っても進まねえ。
結局、ドラ単騎に下家が最高のタイミングで差し込んでくれた()。
これも、索子染め傾向だったので敢えて萬子待ちにしてやろうと考えたんだけど、普通に他家が使いにくい白で待つべきだろう。さっき書いたように誰も索子染めの警戒なんざしてないし…w
今回のは異常なまでにツイてた。
東3
対面第1打の中はワンスルーとした。門前で結構テンパって立直までいけそうだし、メンタンピンが狙える。
でもどうなんだろうな〜。結局これで手が遅れた(当たり前)ので、かわしにいくくらいがいいのか。東引いてきても嬉しいし。
でも守備力は低下するし悩ましいところ。
ドラ東の扱いは慎重にしたいが、ここまで手が整ったら切っていいだろう。これを下家に鳴かれる。
下家も、普通に受け入れ重視で最速聴牌に向かえばいいのに、チャンタか筒子染めか…みたいな感じで無駄に迂回している感。
「こりゃねーだろ、せっかくの満貫手を遅くするのはもったいない」って思ったけど、巡目的にもギリギリ許される可能性はあるかもしれない。
大物手を狙いすぎて和了率が著しく下がるのは損だが、少し和了率が下がるくらいなら満貫より跳満を狙っていくというような打ち方もありだろう。
自分もあんまり先入観を持ちすぎないようにしたいと思った。
ただ、チャンタ狙ってももう1飜つけないと点数は満貫のままなのであまり旨みがないだろうとは思う…。
この局面、なるべく下家をかわしに行きたいと思っていた。が、上家から立直が入り三門張聴牌になったので、これなら勝負するに見合うと考え曲げた。
しかし一発で放銃となってしまった。
これは仕方ないかな。引く要素がそれほどない。
東3局1本場
普段なら3枚切れの白なんてとっくに切っているのだけれど、対面・下家が役牌から切り出していて、少し早そうなのと自分の手がのみ手になりそうでやる気が出ないので、引き気味に打った。
パン卓・上卓で速度読みはアテにしづらいけどな。
普段は打点の分からないタンヤオ仕掛けなんて無視してるけど、下家は聴牌濃厚で、ここでは知ったかぶりの中抜きオリ。
この手では1000や2000の放銃リスクも見合わない。
こういうシケた手では割とオリられるけど、そこそこ打点も見込めそうな手からオリるのは苦手だな〜。
下家の仕掛けは自分ならやらないな〜と思う。わざわざ食い替えしてまで、メンピンドラ2まである手を急いで片和了り3900にしなくてもいいのでは?と思っちまう。
そして下家はドラ裸単騎に…w
ほら、言わんこっちゃねえ!
と、対面のツモ和了りとなった。
まあでも裸単騎を毛嫌いしすぎだな、自分。誰かが言ったように「立直より守備力高い」んだし。満貫なら見合わんでもない。
自分の手、まっすぐいっていれば両面聴牌していたので、少し惜しいな〜と思ってしまう。どれだけ割り切れてないんだよ…。
東4
下家は何やってたんだろう。
また滅茶苦茶なことやってんだろうけど無視無視!
…と思ってたら、なんと門清テンパイしてる!嵌6萬待ち…危なっ!
おいおい今回の半荘おかしーぞ。どうなってんだ。
下家も、これだけ自分が萬子流してるのに鳴かないでいるのは腰が重いな。今回はそれが良いように作用したか。
あと対面、東をポンする以前にすでに両面聴牌なのだから、リスクを恐れず立直に行った方が優位かなと思う。
また、暗刻持ちで場に沢山見えている5-8索の筋が危ないこともある。自分が実戦でここまで考慮できるかは全く保証できないけど…w
結果的には他家3人とも聴牌で、打点的にも押し返されると辛いが他家のテンパイははっきりしない以上、ここは攻めたい。
東4局1本場
下の三色とか狙いたくもなるけど、打点が欲しかったらイッツーか好形にして平和狙いの方が良さそう。
頭がないので、前巡まではノベタン受け候補として9筒をホールドしたが、6萬を引いて萬子が亜両面含みの連続形となったのでリリース。
頭候補を引いたので、12筒辺張外しの誘惑に抗いながら打6萬とした。
外したい…これ3-6萬とか5・7萬とか引いたら大損した気になるやんか…!
辺張外しはターツオーバーや打点アップするとき以外いけないって最近のセオリーはいうんだよなあ。これくらい連続形が美味しければ辺張外してもええんやろか?
索子が中ぶくれ形になる4索を引き、「実質ターツオーバー」ということにして辺張を見切った。
でもこれ、頭なくなるんだよなあ…
こうするならやっぱり萬子の頭作りやすい連続形をキープするべきだった。萬子の伸びを概ね見切ったからこそ、まっすぐいく(打4索メンツ固定)しかなさそう。
普通に打っていればイッツーなりなんなりテンパイしていたはず。だが、ドラ9萬を打てず日和ったところに、2軒立直が入り手詰まって満貫放銃、という最悪の結果に。
放銃局面では、牌理上は9萬は通りやすいはずだが、78萬が沢山見えているのに9萬は生牌でかなりの確率で誰かが固めていると思った。しかもドラだということで、シャボや単騎に刺さることを恐れて切れなかった。
でも、ここは他に安牌もないので放銃率的には低い9萬を切っておく方が優ったか。
南1
白を鳴いたところ、対面から早いリーチがかかって追い詰められる。
こうなったら1枚しかない現物を抜いて中抜きオリより、勝負どころでもあるしまっすぐ押した方がマシだと考えた。
局収支的にこうなってしまった時点で相当マイナスになりそうなので、なら白も鳴かない方がいいのかと思ってしまうが、やっぱり仕方ないかなあ。鳴くと鳴かないじゃ和了率が段違いだろうし。
ゴリ押してテンパイ。現物待ちの4-7筒待ちにも受けられるが、さすがに残り枚数が少なくなったので3-6筒待ちにした。
でも周りが立直に対してはキッチリオリる前提なら枚数少なくなっても無理やりオリ打ち狙いもありなのかな。
炎の全ツッパで勝ち取るツモ和了り。
結果論ながら、対面は3萬単騎の立直ドラ1で、オリなくてよかったぁ〜
南2
筒子染め気配の上家、萬子染め気配の下家に挟まれた状況で、ラス目の対面から親リー!絶体絶命や…😵
上下とも、聴牌していても全くおかしくない。
ただし、上家は親リーを受けて2枚切れの白手出し。これはもちろん、聴牌したので抱えていた安牌を切り出しただけの可能性もあるが、親リーに対して回したかも?という気づきを得なくてはならないだろう。
それに気づいておらず、実戦ではどこにでも通りそうな牌があまりないと考えて、上家の現物かつ対面の先切りマタギの2筒を通した。
ただこれは、点棒状況的に危険ではあった。上下に打ってもラスは遠く局は進むが、ラス目の親に打つと大きく点差が縮まったり逆転されたりするという、当たり前の話が大きな問題となる。
下家のは完全に萬子だと思い、チンイツもあるかと思っていたのである意味上手い。
でもいかにも窮屈そうだ…ここまで整っていないなら鳴かない方が良さそう。両面が多いのも鳴かない寄りになる理由だと思う。
この局面では、打牌候補のうち9筒は上家に、生牌の発は全員に危険で、なかなか打ちきれなかった。でも2筒が上家以外にそこまで安全でもない以上、発辺りを切っておく方がマシだったかな。
結局対面がツモ和了って連荘。
南2局1本場
8種10牌という流し満貫向きな(?)配牌。筒子ホンイツ本線で。
この局は対面が上家に7700の振り込み。これでラス目の親が落ちてダンラスになったので、ラス落ちリスクはかなり低くなった。着順アップ優先にシフト。
ラス前
親の第一打2索をポン。ここから鳴くと4萬の片和了りが残ったりしかねず、平場なら微妙だが、ここで1000点でも和了っておくのはとても重要!
僅差でも2着になってオーラスを迎えられれば2着終了できる可能性がグッと上がる。
ドラ表なので早くも2索がラス牌ということもある。
自分は待ちとりで27筒シャボと嵌3筒の選択肢があり後者にしたが、前者の方が勝りそう。
5筒を引いての両面変化を考慮したのだがシャボに受けても6筒引きで両面変化があるので、変化はどちらも互角か。
オーラス
チャンス手をもらったものの、上家が和了って3着のまま終了。
ツモがひでえwって言いたくなるが、それを活かせるかどうかは手組み次第でもあるので、どこか甘いところがあったのかもしれないと思う。
北を落として喰いタンの方が結果的には早かったかもしれないけど、そこまでする必要があったのかな?🤔
今回は割と大物手聴牌くらいまでは多かったけど、その割に派手な和了りは少なかったな〜。
牌譜
http://tenhou.net/3/?log=2018060719gm-0009-0000-86162ee1&tw=3