自戦記33 検討の成果を生かす
パン卓戦
東1
はい、初っ端からダメですね〜場況が全く見えてない。
普段なら468の両嵌からは打4のモロヒリーチが和了率で勝るが、7が2枚見えなら流石に嵌5に受けた方がマシ。
何枚見えってのは場況読みの最初歩だと思うので、それくらいはちゃんとしなくては。多分、強い人は468の形が残った1〜2向聴から、それぞれ何枚見えかとか把握してるんだろうな〜
案の定、和了れず。横移動となった。
東2
親番で配牌12/14枚が筒子と字牌で、染めしか選択肢がないので分かりやすかった。
一向に鳴けないまま終盤になり、なかなかないメンホン聴牌を果たす。
ホンイツって有効牌が少ないからなかなか門前では厳しいし、自分は鳴けるならほぼ鳴いてしまうので門前混一色なんてたまーにしか張らない。ホンイツが本来3飜役であることも、いつも食い下がって2飜になってるせいで忘れそうになるw
さて、今回は2通りの待ちとりがある。それに門前なので曲げるか否か。
画像で自分の答えはもう出てしまっているが(^^;
もう巡目が深くなってきていることもあり、和了率を重視したい。
打1筒なら嵌5筒待ちでイッツーがつき、ダマ満聴牌。だがこれは待ちが悪すぎるので打9筒で1筒と南のシャボ待ちに受けた。こちらはホンイツのみの聴牌だが、ダマ7700と十分魅力的な打点。
和了率を重視したいことや打点上昇効率がそれほど良くない手であることから、リーチはかけず。
ただし、字牌(1枚切れの南)も待ちになっている本譜では曲げも視野に入れてよかったかも。字牌待ちのリーチは統計上もダマテンとほぼ和了率が変わらないか、逆転してリーチの方が和了率が高いことすらあるらしい。
今回も、曲げたとしてもこちらがメンホンだと見抜かれていない限り結構出そうな感じがする。染め手にしては河が派手でないと思うし。
この局の結果はどうかというと、1筒は上家と持ち持ちで南は山に深く、和了れず…。こればかりはどうしようもないな。
下家の暗槓に、ダマテンを入れていた対面がツモ切りリーチを打ち、下家が放銃となった。
下家はトイトイ白のポンテンを入れた打牌でドラ5索を打っての放銃。やりすぎに見えたが、聴牌なら微妙なところか。ドラでなければ押してもいい気がするが、さすがにドラは厳しそう。対面は索子待ち濃厚な河だし。
南2
はじめにとった聴牌は、はっきり手変わり待ち有利の分かりやすい聴牌だと思った。2つの4連形含みの形で、一手変化で超好形になる!
狙い通り三門張になったのでリーチ!
平和がつくのも大きい。打点が変わらない手変わり待ちには価値が低いらしいし。
残り枚数的には普通の両面以下だったけど💧
これをツモって6000オールに。気持ちのいいトップ浮上を果たした。
ラス目の南場親と、ここで浮上できないと厳しい勝負どころなので聴牌即リーで他家を一刻も早く押さえつけたくなるが、連荘するだけでは苦しい状況は変わらない。
こういう高打点の可能性があるならギリギリまで追いたいものだ。今回の例なら、手変わりの受け入れは多いのでそこまでかかりそうにないが、万が一2段目後半になっても手変わりしなかったら渋々ツモ切りリーチかなぁ。
この後も安全に加点し、トップで終了することができた。
牌譜
http://tenhou.net/3/?log=2018061315gm-0009-0000-7c1489d8&tw=1
次いってみよー
またパン卓戦
東2
上家がこの局から回線切れになり、何でも切ってくれることもありガンガン鳴いていったが、片和了り3900ではちょっと心許ない。7700あるならありだとは思う。
できれば6萬から鳴きたいところだ。
この局は和了れず白で下家に放銃したが2000点で済んだのを感謝しなきゃいけないくらいだ。この手牌でリーチでも受けようものなら、押すしかなく放銃する可能性も高く、満貫支出になるのも珍しくなさそう。
あまり不安定すぎる仕掛けは控えたい。
東3
東で対面から7700出来た和了り。
対面の立場なら、この巡目の生牌役牌は放銃率も高いので止めた方がいいんだろう。
相手の打点も見えないしケイテンを目指せる手牌なので少し抵抗があるところだ。自分もできる自信はない。
東4
対面はさっきの自分と同じような片和了りタンヤオ仕掛けで和了ったところ。
しかし、これは自分の例とは異なり、
・親で5800と打点はまあまあ高い
・和了れない方の1筒が2枚見え
といった要素があるので鳴いてよさそうだ。
東1局1本場
対面は中のみ2400点聴牌から、ダブ東ポンして満貫テンパイにしたところ。
自分は嵌3萬のみ手テンパイでは押せないと感じていたが、裸単騎相手ならめくりあっても悪くないと考えてツモ切りリーチを打った。
でも、親の満貫〜跳満テンパイであることが見えているのでやりすぎだったか。つい裸単騎は舐めてかかってしまう癖がある。
結果的には裏2丁乗っけて満貫をツモ和了れたので良かったが、次からはやめておこう。
南2
ドラは危険だと考えてやむをえずフリテン受けに戻したところ満貫放銃というヒドイ結果に。
対面の手出しが多くて単騎コロコロを疑っていたのもあったとはいえ、ドラが多く見えているのでドラ単騎の可能性は低かった。ドラ表も安全ではないし親で両面5800テンパイなら一直線にめくりあう方がよかった。
こういうのも、結果論に惑わされないようにしたい。仮に放銃していなくても、この手をフリテンに受けてしまうのはもったいなかった。
この放銃が響いて2着で終了。悲しいなあ😭
牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018061417gm-0009-0000-ede0265e&tw=1